【現役高専生が本音で語る】高専って本当に楽しい?自由すぎる毎日と成長できる5年間

はじめに

高等専門学校、通称「高専」。中学校を卒業してすぐに入学でき、5年間にわたり専門分野を学べるユニークな学校です。

でも、ネットで「高専」と検索すると、「高専 やばい」「高専 いじめ」「高専 恋愛できない」など、ちょっと不安になるようなワードが並んでいたりします。

そこでこの記事では、現役高専生である筆者が、「実際のところ、高専ってどうなの? 楽しいの?」という疑問に対して、リアルな日常をもとに本音でお答えします。

結論から言うと…..高専、めちゃくちゃ楽しいです。

もちろん、課題や試験に追われることもあります。でも、自由な時間がたっぷりあって、自分のやりたいことに本気で向き合える。そんな毎日が、高専にはあります。

現役高専生のリアルな日常生活

高専は自由な時間が多くて、自分の「楽しい」に本気で向き合える

高専の授業は工業高校よりも専門的で、科目によっては難しい内容もあります。

でも、そのぶん時間割に「空きコマ(授業が入っていない時間)」があったり、課題提出のペースが自分次第だったりと、意外と自由な時間が多いのが特徴です。

筆者自身、放課後によく友人とカラオケに行ったり、ラーメンを食べに行ったりしています。気の合う友達と自由に過ごせる時間は、高専生活の大きな楽しみの一つです。

周囲にも、自分の趣味にどっぷり浸かっている人、何かを作り続けている人、ゲームや創作に時間を使う人など、本当にさまざまな過ごし方をしている学生がいます。

高専は「何をするか」を自分で選び、それを実行に移しやすい場所です。

高専生はたまには授業をサボる日も…でも、それが成長につながることも!

これは賛否あると思いますが、筆者は正直に言います。

授業、たまにサボってます。

しかも、友達を誘って「今日ラーメン行こうぜ!」と、ご飯を食べに出かけることもあります。

でもこれって、 (言い訳に聞こえるかもしれませんが)ただの怠けではなく、自分で時間の使い方を考える訓練でもあると思うんです。

もちろん、ちゃんと単位は取らないといけないし、後で提出物に追われることもあります。でも、「ここは休んでも大丈夫」「ここは出ておくべき」と判断して行動する力は、将来社会に出ても役立つんじゃないかと。

高専の自由さは、そういった“選択と責任”を学べる場でもあるんじゃないでしょうか。

たまには高~い焼肉に行ったり…!?(筆者の友人撮影)

やりたいことに挑戦できる環境、それが高専

高専は、やろうと思えば本当にいろんなことに挑戦できる環境です。

筆者の先輩には、やりたいことをとことん追求して、在学中に起業した人もいます。

部活、研究、イベントの企画、インターン参加….どれも高専生なら当たり前のように経験できるのです。

筆者自身は、「自由な時間=ダラダラする時間」として使っていることが多いですが、それもまた自分にとっての有意義な過ごし方。自分のペースで成長できる、それが高専の魅力です。

高専のリアルな男女比は?

高専では恋愛ができない!?

高専に関するネット上の噂の中でも、よく見かけるのが「恋愛できない」という声。実際のところはどうなのでしょうか。

結論から言えば、「できないわけではないけれど、あまり多くない」というのが現実です。

まず、高専の男女比は専攻によって大きく異なります。筆者の学校の例だと、機械・制御系では、男女比はおよそ9:1。一方で、化学・生物・環境系では1:1です。

筆者の高専の学科毎の男女比率

筆者は機械・制御系を専攻しているので、化学・生物・環境系の人たちが正直うらやましいです…。

また、恋愛している人の傾向として、高専内で付き合うよりも、高専外の人と付き合っているケースが多い印象です。特に女子学生は、高専の男子に目もくれない(ように見える)という話も…。

とはいえ、恋愛がすべてではありません。友人関係は非常に濃く、毎日を楽しく過ごせる仲間がいるだけでも、充実した学生生活になります。

寮生活は大変?それとも楽しい?

一生モノの友達ができる場所

筆者自身は寮生活ではありませんが、寮に住んでいる友人が多くいます。友人たちの話を聞く限り、寮生活はまさに“青春”といった感じです。

同じ寮食堂のご飯を食べ、同じ寮で寝泊まりし、生活のすべてを共有するからこそ、自然と深い絆が生まれます。気がつけば、一生付き合えるような親友ができている、というのは珍しくありません。

門限・ルール・洗濯事情…リアルな高専の寮の生活を紹介

筆者の通っている高専では、寮の門限は22時。
そこまで厳しいというわけではありませんが、自由な反面、ある程度の自己管理が求められます。

洗濯や掃除も基本的に自分たちで行うため、自然と生活力も身につきます。最初は慣れないかもしれませんが、それもまた成長のチャンスです。

高専の寮でのいじめはあるの?実際の空気感

いじめについて心配する人もいるかもしれませんが、少なくとも筆者の知る限りでは、寮生活でのいじめや嫌がらせの話を聞いたことがありません。

むしろ、みんなが自由に好きなことをして、自分の世界を大事にしているので、他人に干渉しすぎない距離感が保たれているように感じます。

その自由な空気感が、トラブルを未然に防いでいるのかもしれません。

高専にいじめはあるの?

誤解されがちな高専のイメージと現実のギャップ

「高専にいじめはあるのか」という不安を抱えている人もいるかもしれません。

でも、実際に高専に通っている立場から言わせてもらうと、先ほど述べた寮生活のみならず、普段の学校生活でも、いじめはおろか、嫌がらせすら聞いたことがありません。

高専は中学を卒業してすぐに入学するとはいえ、専門的な勉強をする環境なので、みんなある程度目的意識を持って入ってきます。その分、他人の足を引っ張るよりも、自分の世界に集中するタイプが多い印象です。

高専は多様な個性を受け入れる文化があるからこそ、自分らしくいられる

高専には、「ちょっと変わってる」と言われるような人が、たくさんいます。

かく言う私もその1人だと思います。

しかし、変わっているからといってまったく浮きません。
むしろ、「お前そういうの好きなんだ! おもしれーな!」と受け入れてくれる文化があります。

それが高専のすごいところだと思います。

何かに夢中になっている人、ひとりの時間が好きな人、常にみんなと一緒にいる人….誰であっても、その人らしく過ごせるのが高専です。

高専は人間関係に悩む人にも優しい場所。孤立しにくい理由とは?

もし、「人付き合いが苦手なんだけど……」と不安に思っているなら、むしろ高専はおすすめかもしれません。

なぜなら、高専には“人と群れない”タイプの人も多いからです。
つまり、べったりの人間関係を強要されることがあまりなく、自分の距離感で人と関われます。

また、同じ趣味や価値観を持つ人と出会える機会も多く、自然と「気が合う友達」が見つかりやすい環境でもあります。

筆者自身、高専で出会った友人たちは、本当に波長が合っていて、一生の付き合いになるだろうと感じています。

自分磨きができる5年間――高専は「人生の実験場」

高専生は自由時間でスキルを伸ばす人も多い

高専には、空き時間や放課後、長期休暇といった“自由な時間”が豊富にあります。その時間をどう使うかは、本当に人それぞれです。

たとえば筆者の友人には、情報系の専攻でありながら、趣味で電子回路の勉強をしている人がいます。

教科書ではなく、ネットや書籍を活用して、自主的に知識を深めている姿を見ると、「すごいな」と思います。

かと思えば筆者のように、ダラダラと動画を観たり、昼寝をしたり、何もしない時間を満喫している人もいます。大事なのは、「自分にとっての有意義」を自分で決められること。

高専は、その“自分の時間”を最大限に活かせる場所です。

高専生は意外とアクティブ!?休日は出かけまくってます

「高専生って地味そう」と思われがちですが、実はけっこうアクティブです。

筆者も、長期休暇になると友人と旅行に出かけたり、一人で温泉に行ってリフレッシュしたりと、なかなか充実した休日を過ごしています。

自由な時間があるからこそ、計画して動くことができる。
高専生の中には、ライブやフェスに行ったり、自作ゲームを作ってイベントに出展したりする人もいます。

学校外での活動がしやすいのも、高専の魅力のひとつです。

「高専に来て本当に良かった」と思える日が絶対に来る

ここまでいろいろと語ってきましたが、ひとことでまとめるとすれば、「高専に来て本当に良かった!」。

筆者はそう心から思っています。

もちろん、課題が多かったり、授業が難しかったり、高専生ならではの大変さもあります。
でも、それ以上に得られるものがたくさんあるんです。

自由な環境の中で、自分のペースで成長できる。
気の合う友人と出会えて、一緒に笑って過ごせる。
そんな日々があるから、後悔は一度もありません。

高専を選ぼうか迷っている人へ。
ネットのネガティブな情報に振り回されず、少しでも「面白そう」「自分に合いそう」と思ったら、ぜひ一歩踏み出してみてください。

あなたにとっての“最高の5年間”が、きっと高専にあるはずです!

ライター情報

茨城高専機械制御系に在学。
ニックネーム:せきとも
茨城の田舎な場所に住んでいます。
成績はあまり良くありませんが、高専生活を全力で楽しんでいます!

\新中3生向け!/