
県外高専も視野に入れる5つの理由
全国58校ある高専を高専受験の視野に入れることで、合格チャンスが飛躍的に広がります。
理由は大きく以下の5つです。
- 各高専で就職や進学実績に大きな差がない。
- カリキュラムや学習内容が全国共通(大きな差が少ない)。
- 各高専によって倍率に大きな差がある。
- 推薦基準が各高専によって異なる。
- 2次募集など追加チャンスがある。
高専全国58校を視野に入れるメリット
1,就職・進学実績はほぼ同様
国立高専は文部科学省策定のモデルコアカリキュラム(MCC)に基づき教育が行われ、卒業時に身につく技術・知識は全国どこでもほぼ同じです。大手企業への推薦枠や大学編入実績も出身高専名ではなく成績と面接で判断されるため、地元以外の高専を選んでも進路実績に差は出にくいと言えます。詳しくは高専からの進路はどんな選択肢がある?進学と就職の比率も紹介! (高専入試/高専/大学編入のための高専塾ナレッジスター)をご覧ください。
2,学習内容はモデルコアカリキュラムで統一
国立高専はすべて「モデルコアカリキュラム」に沿い、各科目の到達目標が全国共通です。教科書や演習方法に差はあっても、機械工学や電子工学など同じ学科なら卒業後に必要な能力は同じレベルで養成されます。
3,倍率差を活用して合格率アップ
地方や学科人気の差から、高専ごとに受験倍率は大きく変わります。地元高専の機械工学科で倍率4倍の年もあれば、隣県では1.2倍というケースもあります。倍率の低い高専を検討するだけで合格率は格段に向上します。ただし、定員割れをしていたり、倍率が低かったりするからと言って合格の基準は変わりません。

4,推薦基準が各高専によって異なる
推薦入試における推薦基準は各高専によって異なります。例えば推薦基準が、中学3年間の評定平均が4.0以上である高専もあれば4.2以上の高専もあります。そのため、自分が受験したい高専の推薦基準には満たないが他高専の推薦基準の要件は満たしているということがあります。
推薦受験を受験できるだけで、高専に入学できるチャンスが1つ増えるので他の高専の募集要項も確認することをおススメします!
5,2次募集で追加チャンス??
定員割れの高専では一次募集後に2次募集を実施しています。情報を見落とさず、2次募集の募集要項や日程を早めにチェックしましょう。過去の例を調べると良いでしょう。
無料勉強相談って??
「高専に行ってみたいけど、勉強についていけるか心配…」、「受験対策は何から始めればいいの?」と不安に感じている方もいるかもしれません。そんな方のために、高専入試に特化した学習塾・ナレッジスターでは無料の勉強相談を実施しています。高専受験のプロである講師陣が、一人ひとりの状況に合わせてアドバイスしますので、安心してご相談ください。あなたもナレッジスターと一緒に、高専合格への一歩を踏み出してみませんか?きっと夢への道筋が見えてくるはずです!
まとめ
全国58校の高専を選択肢に加えることで、倍率差や2次募集を活かした合格チャンス拡大に繋がります。早めの情報収集を行い、高専入学の切符を手に入れましょう!
FAQ
Q1. 県外受験でかかる費用はどのくらい?
A1. 受験料は約17,000円、交通費は距離によって2,000~20,000円が目安です。
Q2. 2次募集の時期・手続きは?
A2. 多くは一次合格発表後1~2週間以内に募集要項が公開され、試験は2~3月頃。志望校リストを事前に準備しておくと安心です。
Q3. 無料勉強相談では何が聞ける?
A3. 志望校の適性診断、学習方法の提案、生活面サポートの相談など、入試全般について専門家に相談できます。 (お申し込みは無料勉強相談 (高専入試/高専/大学編入のための高専塾ナレッジスター))

ライター情報
仙台高専マテリアル環境コースを卒業。
ニックネーム:nao
研究室では化学を専攻。コガネムシの研究をしていました。
趣味は野球観戦。楽天イーグルスを応援している仙台っ子です。