リケジョ集合!高専女子って実際どうなの?

高専に興味を持った女子中学生とその保護者の皆さんに、女子高専生の生活やメリットについて、現役の女子公大高専(大阪公立大学工業高等専門学校)生がお伝えします!

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学校生活について

それでは早速、普段の学校生活について3つの項目に分けてお伝えしていきます!

そもそも高専ってなに?

まず第一に、みなさんは高専とはどのような学校かご存じですか?

高専とは「高等専門学校」の略称で、国立・公立・私立を含めると、全国に58校あります。高専のほとんどに機械や電気、情報など工業についての学科・コースがあり、5年かけて国語などの一般科目と専門的な科目を学びます。卒業後は専攻科または大学への進学と就職から選ぶことができます。詳しくは本サイトの別ブログで紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

高専の男女比はどのくらい?

先ほども述べたように、高専は工業系の学校であるため女子に比べ男子の比率が大きくなっています。令和3年5月1日現在、国立高専における男女比は学年が下がるにつれ、女子学生は増加傾向にありますが、それでも22%前後と、5人に1人程度にとどまっています。しかし、実際には女子生徒であることを特別意識することは少なく、居心地の悪さを感じることはほぼありません。

高専女子のあるある

女子みんなで仲良くなれる

そんなことに使う時間がもったいないと考えている人が多いのか、女子特有のいざこざがなく、みんなで仲良くしているというイメージです。反対に、苦手な人ができてしまうと少し大変なこともあります。

先生が女子生徒に甘い

授業で分からない事があったときや学校生活で困っているときにすごく親身になって丁寧に対応してもらえます。

高専女子になって後悔したこと!?

私が高専入学を決めた理由

はじめに私が公大高専入学を決めた理由からお話ししたいと思います。私が公大高専を選んだ理由は3つあります。

  • 小さいころ、暇があればお菓子の空き箱や折り紙を使って工作をしていたため、なにか社会に役立つものをつくりたいと思ったから
  • 将来、就職と進学をどちらも選択肢として持っておけるから
  • 比較的自由な校風で、自分のやりたいことができると思ったから

ほかにも、自分の兄も高専生であることや家から近いということも挙げられますが、「自分の好き」を突き詰められる場所が高専だと思い、選びました。

ここまでの内容で、ご不明な点はございましたか?
ナレッジスターは全国の高専生、高専受験生およびその保護者様のことを第一に考え、皆様のための情報を発信しております。
もし、本記事で分からないことがございましたら、どんなに些細なことでもナレッジスターの無料勉強相談へお越しください。

高専女子の苦労

基本的に、「女子だから」という理由で困ることはありません!

近年では水泳の授業も、男女別に行われたり、あるいは水泳の授業自体がなかったりします。女子トイレも改修が進んでいる高専では、清潔かつある程度の機能が備わったものもあります。ですので、普段の学校生活についてる点はないと思います。

高専女子のメリット

理系・工業系の女性進出はまだまだ遅れていますが、女性にもっと活躍の場をといくつかの高専には女子生徒の有志団体が存在しています。人数が少ないからこそ、つながりが強まったり、サポートがあったりするので、後悔どころか高専に入ってよかったと思っています。また、女子に限ったことではありませんが、大企業に就職すると全国の高専OB・OGの集まりがあったり、はじめましての人でも高専出身というだけでなぜか親近感が湧き仲良くなったりするとよく聞くので、将来的な安心材料になるのではないでしょうか。

あなたもJKではなく、KJ(高専女子)になりませんか?

ここまで読んでくださりありがとうございました。高専入学を考えつつも、不安を感じている女子中学生の皆さんに少しでも安心してもらえれば嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました! 
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