高専の難易度は難しい?

【2023年最新】難易度はどのくらい?全国の高専の偏差値と倍率まとめ

みなさん、高専(高等専門学校)が日本にいくつあるかご存じですか?

全国に広がっている高専ですが、各高専でも偏差値や入試倍率はすべての高専が一緒ではありません。

では、だいたい全国の高専の偏差値はいくらなのか、気になる入試倍率っていくらくらいなの?あなたの気になっている高専はどのくらいなのでしょうか?

今日は全国に広がっている各高専の偏差値や入試倍率について紹介します。
高専受験は情報戦!合格するための知識をゲットしましょう!

▼高専入試についてはこちらの記事でもまとめているので、興味がある方はぜひ!

高専がある都道府県

まず最初に、そもそも高専は全国に何校あるのでしょうか。

さて、それではみなさんにクイズです。

全国に広がる高専ですが、ある県では数校の高専が集まる一方で、ある県では高専がありません。

それでは、高専がない県はどこでしょう?

正解は「埼玉県」「佐賀県」「神奈川県」「滋賀県」「山梨県」です!

このように高専がある県が存在する一方で、高専がない県もあります。皆さんの県はいかがでしたか?

現在、日本全国には58校(国立51校、公立3校、私立4校)62キャンパス(国立55キャンパス、公立4キャンパス、私立3キャンパス)の高専があります。全体で約6万人の学生が高専で学んでいます。

世間では国立高専といわれるほど、国立のイメージが強い高専ですが、現在は公立や私立の高専もあります。

また、各高専によって、学科の種類や、数も違います。みなさんがよく知っている高専は、情報学科、環境・土木学科、建築系学科、などの「理系・工業系」のイメージかもしれませんが、ビジネスコミュニケーション系、国際ビジネス系など、文系の高専も実は存在しています。

理系に興味がないけど高専には少し興味があるという方は、文系の高専も見てみるといいかもしれません。

それでは、「自分の県に高専があった!けど、受験するとき偏差値はどのくらいなんだろう…」「気になる高専があるな…でも自分は受験できそうなのかな…」と気になったそこのあなた!

続いて、各高専の偏差値がいったいどのくらいなのか紹介します。

気になる全国の高専の偏差値分布

気になる全国の高専の偏差値分布がこちらです。オレンジ色のグラデーションで、濃いオレンジ色ほど偏差値が高くなっています。

高専の偏差値
全国の高専の偏差値分布

こちらの高専の偏差値分布は各県の高専の最大の偏差値を表しています。数校ある場合はその中の最大偏差値を表示しています。数個の高専が存在している県もあるため、実際には偏差値に幅があります。(ナレッジスター調べ)

全国で見てみると、偏差値の各県の最大はだいたい58~69までの幅にあるようです。また、

高専によっては、学科によって偏差値に差があるところもあります。学科別の偏差値はだいたい47~69の間にあります。

一般高校の偏差値と比べてみると、東京の高校全体の平均偏差値は53.9となっています。それに対し、高専全体の平均偏差値は約61.7となるため、一般の高校より偏差値は高い結果となっています。

平均によっておおよその高専に行く際の偏差値がわかったところでさらに学科別の細かい偏差値を知りたいという方はこちらのリンクから、全国の高専の各学科の偏差値を知ることができます。偏差値一覧は下記ページから!

ここまでの内容で、ご不明な点はございましたか?
ナレッジスターは全国の高専生、高専受験生およびその保護者様のことを第一に考え、皆様のための情報を発信しております。
もし、本記事で分からないことがございましたら、どんなに些細なことでもナレッジスターの無料勉強相談へお越しください。

各高専の入試倍率は?

受験で一番気になるのはやっぱり、「倍率」ですよね。倍率は

倍率=志願者数÷合格者数

で計算することができます。

高専における、平均倍率は約2倍です。

一般の高校の倍率の平均が約1.0倍であるのに対し、高専の倍率は少し高いといえるでしょう。2人受験して、1人が合格できるのが高専です。

しかし、高専の倍率に幅があります。その要因としては、各高専の人気度、学科の人気具合などによって変化してきます。

学科の人気具合を見て受験学科を考えたりする手段もあるようです。

また、高専の学科選択に関しては、高専受験時に第2希望や第3希望までを提出できます。提出できる希望数は高専によっていろいろですので、自分の気になっている高専はそういった希望の提出になっているかも調べてみてくださいね。もしかしたら、第1希望では通らないけど、第2希望で通る人もいるかもしれません。(実際に私の知り合いでは第1希望は通らず、第2希望で入学した人もいます。)

もし、1番気になる学科が高倍率でも、それ以外の希望でも入学できる可能性があるので諦めず合格できる道はありそうです。

もし気になる高専の倍率が気になった場合は、「(気になる)高専の名前 倍率」で調べてみるといいかもしれません。公式の高専のホームページなどで、倍率が公開されていることがあります。倍率はその年によって変化することが多いです。過去数年の倍率を知ることで、傾向を知り、どの学科が自分にあったレベルか調べてみるといいですね。

高専ってぶっちゃけ難しい?

これまでの情報から高専ってぶっちゃけ難しいのでは?と思った方も多いのではないでしょうか。

巷では、偏差値の高く入学しにくいのが高専といわれている側面もあり、高専はエリートしか合格できないのではないかと考えられています。また、数十年前には高専受験者が現在より多かったこともあり、そういった背景からも、高専=賢い子が行く学校 というイメージがまだ残っていることも難しいといわれている1つの要因でもあります。

また、中学から高校に入学する道と比べると、一般の県立高校の平均倍率が約1.0倍なのに対し、高専の倍率は2倍になっています。そこから見ると、高校受験についていえば難易度は低いとは言えません。

「あ~あ、高専気になってたのに、自分じゃ無理じゃん」と思った方‼

そんなことはありません。

実際、私の周りにも高専は無理だろうといわれていた子も、学力試験に向けて一生懸命勉強したことで、合格を勝ち取った子もいます。偏差値や、入試倍率は入試の現状を知るとてもいいものさしではありますが、実際には年によって変化したりするため、あくまで1つの目安としてみることの方が重要かもしれません。

結論、難しいかもしれないけど、不可能ではありません。ぜひ、高専も1つの選択肢として入れてみてはいかがでしょう。

高専を選ぶときのポイント!

これまで、全国にある高専の偏差値や、入試倍率について紹介してきました。しかし、実際に重要なのは入学後を考えることです。入ったけど、全然思っていたのと違った!そんなことがないように、高専を選ぶときのポイントを少しご紹介します。

高専は15歳から専門知識の授業も少しずつ導入されてきます。まず、でもその専門領域に興味がないと5年間通うことは難しいです。例えば、環境都市工学科であれば、自然環境や、公共のインフラに関心がある、などです。

また、高専は5年制のため、クラス替えなどのイベントがありません。これらのことを考えると、以下のような視点で気になる高専を見てみてください。

  • その高専の特性ーー何学科があり、男女比がどのくらいか、どんな実験施設・研究施設があるのかは専門授業の質においてとても重要です。
  • 通学可能距離かどうかーー高専は辺鄙なところにある可能性が高いので、入寮するのか、通学するのかも重要です。
  • 授業の特性ーー最近では課外授業に力を入れている高専もあります。社会の変化が顕著な昨今では様々な授業が工夫して行われています。

3年の一般高校と違い、高専では5年という長い期間に影響を及ぼすことになります。しっかり自分を分析しながら、気になる高専を知っていくことが重要になってきます。

「でもどうやってそれを知ったらいいの?」と思うかもしれません。

そこで、オープンスクールに参加したり、文化祭に行ってみたりすることをお薦めします。

全国の高専のオープンスクールの日程は下記ページにまとめていますので、参考にしてみてください。

校舎の雰囲気や、そこにいる学生の様子を知ることで高専にいる自分をグッとイメージしやすくなります。

しかし、現在ではコロナ禍の影響で現地に行くのは難しい状態です。そこでお薦めしたいのが、全国の高専の情報を見ることができる、高専情報ポータルです。高専を管轄する、高専機構が出しているサイトで、全国の高専のホームぺージや、特性についてこのサイト1つで知ることができます。全国の気になる高専を下記ページから調べてみよう‼

高専の特徴
全国の高専の情報を知ることができる高専情報ポータル

また、高専生はTwitterを高頻度で更新する特性もあります。もし、聞きたいことなどがあれば、OBやOGに学校の様子を聞いてみるのもいいかもしれません。

頑張れ高専を目指す受験生‼

今回は全国の高専の偏差値や入試倍率について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

私自身高専の卒業生で、高専受験時にiPadでひたすら高専情報を漁っていたのを思い出しました。数日おきに狙っている高専のホームぺージを訪問しては、新しい情報をメモして、こういった人なら受かりそうだな、という戦略を立てていました(笑)

受験において情報はとても重要ですよね。

受験勉強で疲れたとき、ぜひ、またこのブログに遊びに来てくださいね。

それでは最後に、この記事のまとめです

  • 各県にありそうな高専だけどない県もある
  • 偏差値は各高専によって違う
  • 入試倍率は一般高校の平均倍率(1.0倍)より高め
  • 各高専の特色を知ることも重要

受験で1つの大切な指標である、偏差値や入試倍率ですが、それだけで決めつけるのはまだ早いと私は思います。ぜひ、勉強に着手してみて、自分の限界まで頑張ってみてください。また、受験勉強で偏差値を知って、不安になった方もいらっしゃるかもしれません。偏差値はあくまで1つのものさしであることを頭の片隅に置いて、自分を信じて勉強を続けてみてください。きっと、実を結ぶときがいつかくると思います。応援しています。

「高専が気になってきた」という方も、「もうちょっと高専について知りたいな」というかたも、ナレッジスターのブログでは高専に特化した情報をお届けしていきます。今後も、高専を目指す人を応援するためにも、有益な記事を紹介していきます。

また、無料勉強相談も行っています。高専に向けての勉強で悩みや相談があればお気軽のご相談ください。無料勉強相談は下記ページからお待ちしております。

ぜひ、今後ともこちらのブログをチェックしてみてくださいね。

今回は呉高専環境都市工学科、専攻科卒、下岡優希が担当しました。