高専受験生必見!夏休みの勉強時間の配分は?遊ぶ時間を作っても大丈夫?

はじめに

夏休みに入ると、「受験生なのに遊んでいて大丈夫なのか」「毎日どれくらい勉強すればいいのか」と不安になる人も多いと思います。周りが長時間勉強していると、遊ぶ予定を入れるだけで焦ってしまうこともあるでしょう。

ただし、高専受験だからといって夏休みをすべて勉強に使う必要はありません。大切なのは、必要な勉強時間を先に確保し、その中で基礎の復習や苦手分野の対策を進めることです。この記事では、夏休みの勉強時間の決め方や5教科の配分、遊ぶ時間の作り方まで紹介します。

高専受験生でも夏休みに遊んで大丈夫

大切なのは遊ばないことではなく、必要な勉強時間を確保すること

受験生になると、夏休みは毎日勉強しなければいけないように感じるかもしれません。しかし、遊ぶ時間を完全になくすよりも、必要な勉強を継続できる生活を作るほうが現実的です。

実際、ナレッジスターの高専合格者インタビューを見ても、夏休みの過ごし方は人によって大きく異なります。1日7〜8時間勉強していた受験生がいる一方で、学校の総復習を中心に進めていた受験生もいます。つまり、全員に共通する正解の勉強時間があるわけではなく、自分の学力や目標から必要な勉強量を考えることが大切です。

勉強時間を先に決めて、残った時間で遊ぼう

遊ぶ時間を作るときは、先にその日の勉強時間を決めておくと管理しやすくなります。例えば1日6時間勉強すると決めたなら、午前と午後を中心に6時間を確保し、それ以外の時間をゲームや外出などに使います。

反対に、予定を決めずに「空いた時間に勉強しよう」とすると、気付いたら1日が終わってしまうことがあります。遊ばないことを目標にするのではなく、先に必要な勉強を終わらせてから自由時間を作ると考えると、勉強と遊びを両立しやすくなります。

夏休みにどれくらい勉強すればいい?

「受験生だから○時間」ではなく目標から逆算する

夏休みの勉強時間は、「受験生だから毎日8時間」のように一律に決める必要はありません。現在の学力、志望校との差、苦手科目の数によって必要な時間は変わります。

まずは、夏休みが終わるまでに何をできるようにしたいかを決めます。例えば「中1・中2の数学を一通り復習する」「英単語を毎日覚える」「理科の苦手単元を3つ減らす」といった目標です。その目標を達成するには1週間で何時間必要かを考え、1日あたりの勉強時間へ分けていきましょう。

まずは毎日の最低勉強時間を決める

計画を続けるためには、調子のよい日に何時間できるかより、毎日どのくらいなら安定して続けられるかを決めることが重要です。

例えば通常日は最低4時間、予定のない日は6時間というように基準を作っておけば、日によって多少予定が変わっても勉強量を管理できます。毎日の最低ラインを決めたうえで、余裕がある日は追加で取り組む形にすると、夏休み全体で勉強時間を確保しやすくなります。

勉強習慣がない人は少しずつ時間を増やす

これまで1日1時間程度しか勉強していなかった人が、夏休み初日から8時間勉強しようとしても、長く続かない可能性があります。最初は3時間、慣れてきたら4時間、5時間と少しずつ増やしていくほうが現実的です。

初日に頑張りすぎるよりも、夏休みの後半まで続けられるペースを作ることを意識しましょう。

夏休みの勉強時間はどう配分する?

まず5教科の現在地を確認する

国立高専の学力検査では、国語・社会・数学・理科・英語の5教科が出題されています。まずは学校のテストや模試、問題集などを見ながら、5教科それぞれの現在地を確認しましょう。国立高専機構のWebサイトでは、実際の学力検査問題や正解、解答用紙も公開されています。

「数学が苦手」だけでなく、「計算はできるが図形が弱い」「英語は文法より長文で時間がかかる」といったところまで分けると、時間を使うべき部分が見えやすくなります。5教科へ均等に時間を配分するよりも、弱点と伸びしろを見ながら配分することが大切です。

苦手科目には多めに時間を使う

苦手科目は、夏休みのようにまとまった時間を取れる時期に重点的に取り組みましょう。学校が始まると授業や定期テスト対策も増えるため、苦手分野だけを何日もかけて復習できる夏休みは貴重です。

ただし、苦手だからという理由だけで全時間を1教科へ使う必要はありません。得意科目も触れない期間が長くなると忘れてしまうため、得意科目は維持し、苦手科目は改善するという考え方で時間を配分します。

数学・英語・理科はまとまった時間を確保する

数学や理科の計算問題、英語の長文などは、ある程度まとまった時間を取ったほうが取り組みやすい分野です。午前中など集中しやすい時間帯に60〜90分程度の勉強時間を確保し、問題演習まで進めるとよいでしょう。

一方で、英単語や理科・社会の用語確認などは短い時間でも進められます。すべての科目を同じ長さで区切るのではなく、内容に合わせて勉強時間の長さを変えると効率的です。

国語・社会も後回しにしない

高専受験では数学や理科に目が向きやすいですが、国語と社会を完全に後回しにするのはおすすめできません。国立高専の学力検査では国語と社会も出題されるため、志望校の配点や選抜方法を確認したうえで対策する必要があります。

毎日長時間取り組まなくても、国語の読解問題を定期的に解く、社会の暗記事項を夜に確認するなど、夏休み中も継続して触れる時間を作っておきましょう。

夏休みに優先して取り組みたい勉強

中学1・2年生の基礎を復習する

夏休みにまず優先したいのは、中学1・2年生で習った内容の復習です。中学3年生の内容や高専入試レベルの問題だけを進めても、過去の単元に穴があると応用問題で止まりやすくなります。

特に数学や英語は以前習った内容が次の単元につながりやすいため、学校ワークや基本問題を使って理解が曖昧な範囲を確認しましょう。夏休みの前半で基礎を整理しておくと、後半に応用問題へ進みやすくなります。

苦手分野を見つけて夏のうちに埋める

復習を進める中で間違いが多い単元が見つかったら、そのままにせず優先して取り組みます。例えば数学の図形、理科の電気、英語の不定詞など、単元まで具体的にしておくと対策しやすくなります。

目標は問題集を終わらせることではなく、夏休み前に解けなかった問題を解ける状態に変えることです。苦手単元を勉強したら、数日後に類題をもう一度解いて、本当に理解できたか確認しましょう。

基礎ができたら高専入試レベルの問題に挑戦する

基礎問題が安定して解けるようになった人は、高専入試レベルの問題にも少しずつ挑戦します。いきなり難問ばかり解くのではなく、標準問題から応用問題へ段階的に難易度を上げていくのがおすすめです。

難しい問題を解いた後は、解答を覚えるだけでなく、どの基本知識を使ったのかまで確認します。基礎と応用をつなげて考えられるようになると、初めて見る問題にも対応しやすくなります。

模試や過去問で現在地を確認する

夏休み中に一度、模試や過去問を使って現在地を確認するのもよい方法です。国立高専機構は過去の学力検査問題と正解、解答用紙を公開しているため、実際の問題形式を確認できます。

ただし、過去問は何年分も一気に使い切る必要はありません。夏の段階では1年分を現在地の確認に使い、間違えた単元を夏休み後半の勉強へ反映する使い方もできます。

遊ぶ時間はどうやって作ればいい?

先に勉強時間をスケジュールへ入れる

遊ぶ時間を確保したいなら、まず勉強時間から予定表に入れます。例えば午前9時から12時、午後14時から17時を勉強時間にしてしまえば、それ以外の時間は比較的自由に使えます。

先に勉強を予定へ入れておけば、遊んでいるときにも「勉強しなければ」と考え続ける必要がありません。勉強する時間と遊ぶ時間を分け、どちらにも集中できる状態を作りましょう。

1日の勉強を朝・昼・夜に分ける

6時間勉強するとしても、6時間連続で机に向かう必要はありません。午前3時間、午後2時間、夜1時間というように分ければ、間に休憩や自由時間を入れられます。

長時間勉強するときほど、休憩を予定に含めておくことが大切です。ナレッジスターの合格者インタビューでも、30〜40分ほど集中した後に短い自由時間を設けていた例や、娯楽と勉強の時間をあらかじめ分けていた例が紹介されています。

半日や1日遊ぶ日も予定に入れていい

友達と出かける日や家族の予定がある日は、無理に普段と同じ勉強時間を確保する必要はありません。その代わり、遊ぶ予定も最初から夏休み全体の計画に入れておきましょう。

例えば「土曜日は午後から遊ぶので午前中に3時間勉強する」「旅行の日は勉強量を減らし、前後の日で調整する」と決めておけば、予定が入るたびに計画が崩れることを防げます。遊ぶ日があること自体より、遊ぶことを考えずに予定を作って後から崩れるほうが問題です。

睡眠時間を削って遊ぶのは避ける

勉強と遊びを両立させるために、睡眠時間を削るのは避けましょう。夜遅くまでゲームをして翌日の午前中が使えなくなると、結果的に勉強時間まで減ってしまいます。

遊ぶ時間は勉強時間と睡眠時間を確保した残りから作るのが基本です。夏休み中も起床時間と就寝時間を大きく崩さず、学校が始まっても戻りやすい生活を意識しましょう。

1日6時間勉強する場合のスケジュール例

1日6時間勉強する場合でも、朝から夜まで勉強だけにする必要はありません。例えば次のように分ければ、まとまった自由時間を残せます。

  • 午前:数学・英語を中心に3時間
  • 午後:理科・国語・社会を中心に2時間
  • 夜:暗記とその日の復習を1時間
  • それ以外:外出、ゲーム、趣味、休憩などの自由時間

これはあくまで一例です。朝に集中できる人もいれば、午後のほうが勉強しやすい人もいるため、自分の生活に合わせて変えてください。重要なのは6時間という数字そのものではなく、先に必要な勉強時間を確保し、残りを安心して自由時間にできる形を作ることです。

一見頑張っているのに失敗しやすい夏休みの過ごし方

「今日は○時間勉強した」だけで満足する

勉強時間を記録することは役立ちますが、時間だけを目標にすると、机に向かっているだけで満足しやすくなります。1日の最後に「何時間やったか」と合わせて「何ができるようになったか」も確認しましょう。

夏休み初日から無理な長時間勉強を始める

夏休み初日だけ10時間勉強し、その後疲れて数日何もしないより、毎日続けられる時間を積み重ねるほうが夏休み全体では多く勉強できます。勉強する習慣がない場合は、少しずつ時間を増やしましょう。

得意科目ばかり勉強する

解ける問題が多い得意科目は勉強しやすいため、気付くとそこばかり進めてしまうことがあります。しかし、夏休みは苦手科目へまとまった時間を使える時期でもあります。得意科目を維持しながら、苦手分野へ多めに時間を回しましょう。

遊んだことを後悔して翌日に詰め込む

1日遊んだからといって、翌日に無理な量を詰め込む必要はありません。遊ぶ日も含めて1週間の計画を作り、週全体で必要な勉強量を確保できていれば問題ありません。

予定を毎日びっしり埋める

夏休みは急な予定が入ったり、思ったより1つの単元に時間がかかったりします。予定を毎日100%埋めてしまうと、一度遅れただけで計画全体が崩れます。

あらかじめ週のどこかに調整できる時間を残しておきましょう。予定どおり進まなかった課題をそこで回収できれば、無理に夜更かしして帳尻を合わせる必要もありません。

1週間単位で勉強と遊びのバランスを調整しよう

夏休みの計画は、毎日完璧に守ることよりも、1週間単位で調整するほうが続けやすくなります。例えば日曜日に1週間を振り返り、予定していた勉強ができたか、苦手分野が改善したか、自由時間を取りすぎていなかったかを確認します。

予定より勉強が進んでいなければ翌週の自由時間を少し減らし、十分に進んでいるならそのまま続けます。反対に、無理な計画で疲れているなら勉強時間を少し減らし、集中して取り組める形へ修正しましょう。

夏休みは長いからこそ、1日だけを見て一喜一憂する必要はありません。勉強する日も遊ぶ日も計画に含め、1週間全体で必要な勉強量を確保することを意識すると、無理なく受験勉強を続けやすくなります。

無料勉強相談って??

「高専に行ってみたいけど、勉強についていけるか心配…」、「受験対策は何から始めればいいの?」と不安に感じている方もいるかもしれません。そんな方のために、高専入試に特化した学習塾・ナレッジスターでは無料の勉強相談を実施しています。高専受験のプロである講師陣が、一人ひとりの状況に合わせてアドバイスしますので、安心してご相談ください。あなたもナレッジスターと一緒に、高専合格への一歩を踏み出してみませんか?きっと夢への道筋が見えてくるはずです!

https://know-star.com/contact-course/

まとめ

夏休みの勉強と遊びを両立するために、次のポイントを意識してみましょう。

  • 遊びを完全になくすのではなく、必要な勉強時間を先に確保する
  • 勉強時間は一律に決めず、現在の学力と夏休み中の目標から逆算する
  • 5教科へ均等に配分せず、苦手科目や伸ばしたい分野へ多めに時間を使う
  • 夏休み前半は基礎と苦手分野を確認し、余裕があれば応用問題や過去問へ進む
  • 遊ぶ日も最初から計画に入れ、1日ではなく1週間単位で勉強量を調整する
  • 勉強や遊びのために睡眠時間を削らず、夏休み全体で続けられる生活を作る

夏休みは受験勉強を大きく進められる時期ですが、毎日勉強だけで過ごす必要はありません。必要な勉強をしっかり進めたうえで遊ぶ時間も作り、無理なく高専合格に向けて頑張っていきましょう。

ライター情報

熊本高専 人間情報システム工学科
ハルキ
情報系の高専生。趣味は写真。

コース案内
Img_HighSchool.png
中学生
高専を目指す中学生向けに
高専入試対策コースや
高専模試、短期講習など
様々な学習コースをご用意しています。
Img_Student-1.png
高専生
現役高専生向けに
大学編入対策コースや
定期試験対策コースなど
様々な学習コースをご用意しています。

\前回は850名以上が申込!/