A.結論
赤点基準は成績点60点未満で、当該科目で不合格となった場合は、通常「再試験」や「補講」「課題」で救済される仕組みになっています。
赤点・再試験の仕組み
赤点ラインが「成績点」で60点未満に設定
テストの点だけでなく、授業態度・課題・小テストなどの平常点との合算で判断されます。
課題点で赤点回避も可能
教員によっては、試験80%+課題20%などの配点があり、課題提出をしっかり行うことでテストが不調でも赤点を回避できます。
赤点をとると再試験が行われる
再試験は本試験とほぼ同範囲で、合格点(60点以上)を取れれば単位取得扱いになります 。ただし、再試験を行わない科目や追加課題で対応する場合もあります。
年間通しての平均点で救済されるケースも
中間・期末テストを4回実施する教科では、4回合計の平均が60点以上なら赤点回避となります。
仮進級制度による救済も存在
再試験や課題で解消できない赤点が少数(例:2〜3科目以内)なら、仮進級となり、補講や追試で単位取得できれば進級可能です。なお赤点科目の数が多い場合は、留年となるケースもあります 。
ライターの一言
高専では赤点基準が高め(成績点60点未満)であるため、一見難しそうに思えますが、課題点や平常点を活用して救済できる構造になっています。赤点を取った場合には、通常「再試験」や「補講・追加課題」などの制度でフォローされるため、日頃からの授業出席や課題提出が非常に重要です。
また、テストの平均点でも赤点回避が可能で、再試験でも合格できれば進級できます。さらに、少数科目の赤点なら「仮進級」で翌年に補うチャンスもあります。
つまり、日々の授業を真面目に取り組んでいれば、赤点を取ったとしても安心して学び続けられる環境が整っています。学びに向かう姿勢と計画的な取り組みがあれば、十分に乗り越えられる仕組みです。
私自身も赤点=留年とかなりビビった学生生活を送っていましたが実際のところ、真面目に予習復習を行い勉強していれば赤点をとることはないですし、取ったとしても再試で乗り越えられます!過度に心配しなくて大丈夫です!分からない問題がある場合には、先生に質問することをおススメします!
ライター情報
仙台高専マテリアル環境コースを卒業。
ニックネーム:nao
研究室では化学を専攻。コガネムシの研究をしていました。
趣味は野球観戦。楽天イーグルスを応援している仙台っ子です。
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