A.結論
A.高専の休暇は一般高校より長めで、夏休み(約2か月)と春休み(1か月以上)が特に長く、冬休みは10日〜2週間程度と短めです。これらの期間を使って勉強や趣味、アルバイトなどに取り組む学生が多い一方、休み前後は試験や補講で忙しくなることもあります。
夏休み(夏期休業)
通常、実質約2か月程度(30~40日)とされる高専が多いです。前期の期末試験が終わった後から夏休みに入り、後期開始までの期間が長めになる学校が多いです。例えば、茨城高専などでは「1〜3年生は自由時間が多い夏休み」を確保しており、夏~9月末まで休みを取るケースがあります。
冬休み
他の休みと比べると短めの傾向があります。クリスマス前後から年末年始にかけて、年末年始休暇を含む形で10日〜2週間ほどの休みを取る学校が多いようです。
春休み
春休みも比較的長く、2月の後期試験が終わってから新学期が始まる4月初めまでの期間が春休みに当たる学校が多いです。1か月以上になることが珍しくありません。
※もちろん、これらはあくまで目安であり、休みの始まり・終わり、補講・追試期間の有無、地域の事情(寮の閉寮日など)によってかなり変動します。
高専では、一般高校に比べて夏休みと春休みが長めに設定されている学校が多く、この長期休暇を使って「自主的な勉強」「趣味・アルバイト・インターンシップ」で時間を充実させている生徒が多いです。一方で期末試験後や講義・実験のスケジュール調整があるため、休みの直前・直後は忙しくなることもあります。
ライターの一言
私が高専に入って最初の夏休みを迎えたとき、「これが噂の長い休みか!」と少しワクワクしたのを覚えています。しかし実際には、期末試験後・補講期間などが終わるまで休みに入らなかったり、自由時間があるようでも課題・レポート・実習準備があったりして、“完全にオフ”な期間は意外と短く感じることもありました。
それでも、春休み・夏休みとも、普段できないことに挑戦するチャンスが多く、自分の興味を広げたり、将来の方向性を考えたりする時間が取れるのが高専の魅力だと思います。私は、できるだけ長期休みは好きなことに時間を使いたかったので定期試験では再試験・補講の対象にならないようにテスト勉強は頑張っていました。
長い休みを「だらだら過ごす」か「有意義に使う」かが、高専での5年間をどれだけ充実させるかを左右するんじゃないかと、感じています。
ぜひ、有意義で充実した学生のときにしかできないことにチャレンジしてみてください!
ライター情報
仙台高専マテリアル環境コースを卒業。
ニックネーム:nao
研究室では化学を専攻。コガネムシの研究をしていました。
趣味は野球観戦。楽天イーグルスを応援している仙台っ子です。
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