A.結論
在籍・取得済み単位によって扱いが変わります。
3年次を修了している
「高等専門学校3年次修了」という扱いになり、高卒と同等の資格(進学・公務員試験など)を得られます。
3年次未修了の場合
「中卒扱い」。大学受験資格がなく、移行するには高等学校卒業程度認定(高認)が必要です。
高専を途中でやめた場合でも、3年次まで修了していれば高卒相当となり、大学受験や公務員試験に挑戦できます。未修了者でも高等学校卒業程度認定試験(高認)を経て進学が可能です。就職や起業などの道も開かれており、人生は続きます。ただし、高専卒向けの就職や大学編入の恩恵が使えなくなる点は留意が必要です。重要なのは、焦らずじっくり進路を考え、支援制度や休学の活用も視野に入れたうえで、自分に合った選択をすることです。
ライターの一言
私の同級生にも、実際に高専を途中で辞めた人がいました。その友人は3年生で中退を決め、その後、高卒認定試験を受けて大学へ進学し、充実した大学生活を送っているようでした。
確かに「中退」という選択肢を持つこと自体は決して悪いことではなく、それによって新しい可能性を見つける人もいます。しかし、何となく気持ちが揺らいだり、ふわっとした理由で中退してしまうのは、正直もったいないと感じます。
せっかく高専という環境にいるのであれば、卒業することで得られる技術や知識、社会的な評価を手に入れてから、新しい道へと進んでいく方が自分自身の可能性をさらに広げることができるはずです。やりたいことが明確でなければ特に、まずは自分の価値をしっかりと高め、それを土台に次の挑戦をしていく方が、より充実した未来につながるのではないでしょうか。
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ライター情報
仙台高専建築デザイン学科を卒業。
ニックネーム:ぶっちー
みんなの高専チャンネルのプロデューサーをやっています!
高専をもっと多くの人に知ってもらって高専人口を増やしたいです。
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