A.結論
A.学費(授業料や入学金)以外にも、入学前後や在学中にはさまざまな費用が発生します。代表的なものは次の通りです。
①教科書・教材費
専門科目の教科書や実験用テキスト、製図道具、ソフトウェア、白衣など。
初年度は特に多く、2〜3万円程度かかることもあります。
②通学・交通費
自宅通学の場合は定期券代、下宿の場合は自転車やバス利用費など。
地域や距離によって負担額は大きく変わります。
③寮・下宿関連費
学生寮は月1〜2万円程度+食費。アパートなら家賃4〜6万円+光熱費が目安。
④実習・課外活動費
実験器具や消耗品、学外実習に伴う交通費。
部活動では大会遠征費やユニフォーム代が必要になる場合もあります。
⑤パソコン・周辺機器
購入が必須ではありませんが、PCはレポート作成やプログラミング課題を行う上で絶対に必要になります。
推奨スペックのノートPCを購入するなら10万円前後が相場です。
その他にも、必要に応じて加算していくと頭に入れておいてください!
ライターの一言
高専では授業料が比較的安くても、教材・通学・生活関連の費用が積み重なるため、年間トータルでは高校と同等、あるいはそれ以上になることもあります。
入学前に「初年度に必要な初期投資」と「毎月の生活費」を分けて試算しておくと、奨学金やアルバイトの検討もしやすくなります。
私自身も高専に入学してから、パソコンや実験道具、学外実習の交通費など様々なものを購入しました。特に専門科目が本格化する2年目以降は、突発的に教材や部品を買うこともあります。購入するものは、多いですがどれも高専生活を送る上では重要です!
先輩を通して譲ってもらうのも良い選択ですが、1年次のうちはすべて入学と同時に購入することをおススメします!
有意義な高専ライフを送りましょう!
ライター情報
仙台高専マテリアル環境コースを卒業。
ニックネーム:nao
研究室では化学を専攻。コガネムシの研究をしていました。
趣味は野球観戦。楽天イーグルスを応援している仙台っ子です。
高専について質問がある人はこちらから!!
