A.結論
簡単ではありませんが、しっかり取り組めば十分に乗り越えられます。
高専では高校と大学の中間的な位置づけで、専門的な内容を早い段階から学ぶため、勉強の量や難易度は決して軽くはありません。特に理数科目や専門科目では、基礎の積み重ねが重要で、内容を理解しないまま進んでしまうと後で苦労することもあります。
また、赤点の基準が60点と高めであるため、テスト対策も計画的に行う必要があります。ただし、授業にきちんと出席し、日々の課題や復習を丁寧にこなしていれば、決して手に負えない難しさではありません。
再試験や補講といったサポート制度も整っており、先生や先輩、クラスメートと協力しながら学んでいける環境があるのも高専の強みです。
「難しい=無理」ではなく、「努力が必要な環境」ととらえるのが適切でしょう。自分の「好き」や「やりたいこと」が明確な人にとっては、むしろやりがいのある学びの場になるはずです。
ライターの一言
高専に入学したとき、最初に衝撃を受けたのが数学の授業の進む速さでした。
中学までとは全く異なるスピード感で、最初は戸惑いを隠せませんでした。また、先生の教え方も非常に簡潔で、「自分自身で学ばなければ取り残されてしまう」という強い危機感を感じました。
しかし、この環境が逆に私の自主性を育ててくれました。自分から主体的に学び、行動する力が自然と身につき、その経験が社会人になった今でも大きく役立っています。振り返ってみると、あの厳しさやスピード感が、自分の成長に必要な環境だったと感謝しています。
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ライター情報
仙台高専建築デザイン学科を卒業。
ニックネーム:ぶっちー
みんなの高専チャンネルのプロデューサーをやっています!
高専をもっと多くの人に知ってもらって高専人口を増やしたいです。
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