A.結論
本科は5年間であり、本科卒業後に2年間の専攻科もあります。
高専（高等専門学校）は中学卒業後に入学し、5年間の一貫教育を通じて、専門的な理工系知識と技術を学ぶ学校です。5年間を修了すると「準学士」の学位を取得でき、大学3年次への編入や就職も可能です。
さらに高度な知識を学びたい場合は、2年間の専攻科に進学することで、「学士相当」の資格を得て、大学院への進学も視野に入ります。
ライターの一言
高専は、中学卒業後から5年間をかけて専門分野を深く学ぶことができる、理工系に特化した教育機関です。普通高校や工業高校と違い、大学レベルの専門教育を高校段階から一貫して受けられるのが大きな特徴です。
たとえば、普通高校では高校卒業後に大学へ進学して専門を学ぶのが一般的ですが、高専では高校に相当する内容と大学専門教育を合わせて5年間で効率的に学習できます。
また、工業高校では実習も行われますが、学術的な深さや高度な専門性では高専の方が上回るケースが多く、企業からの技術者ニーズも高専生に対して非常に高いのが現状です。
「早くから専門的な道に進みたい」「将来は技術者として活躍したい」という人にとって、高専は非常に有力な選択肢です。進学・就職いずれのルートにも対応しており、将来の可能性を広げられる教育機関と言えるでしょう。
高専に5年間通うのは長すぎる！と感じる方も多いと思います。しかし、私自身5年間通ってみてあっという間だったなと感じています。高専で学ぶ日々の授業や新しく築かれる人間関係、友人との思い出、部活などそれぞれの1年間で新しい経験をたくさんするので時が流れるのが非常に早いです。
忙しいことも多いですが、その分楽しいことも多いので高専に通う5年間をぜひ充実な時間にしてください！
▼より詳しい解説はこちらの記事で徹底的に解説していますので、興味のある方はぜひ！
ライター情報
仙台高専マテリアル環境コースを卒業。
ニックネーム：nao
研究室では化学を専攻。コガネムシの研究をしていました。
趣味は野球観戦。楽天イーグルスを応援している仙台っ子です。
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