A.結論
A.高専の志望動機は「なぜ高専なのか」「入学後に何をしたいか」「将来どう活かすか」を一貫して書くことが大切です。主なポイントは以下の通りです。
①きっかけを明確にする
「ロボットコンテストを見て機械設計に興味を持った」「中学でプログラミングに取り組んで工学分野に惹かれた」など、自分の体験から具体的に書く。
②高専で学びたい内容を具体化
「情報工学科でAIやIoTを学び、アプリ開発がしたい」「電気電子工学を学んで再生可能エネルギーに携わりたい」など、学科名や技術分野をきちんと記す。
③将来像・目標とつなげる
「高専での専門知識を活かして大学編入し、医療機器の開発に携わる」「地元企業で地域に貢献するエンジニアを目指す」など、卒業後の道を描く。
④自分の強みを添える
「数学が得意で論理的思考に自信がある」「部活動で培ったチームワークを研究活動でも活かしたい」など、人物像が伝わる要素を加える。
ライターの一言
高専の志望動機は「興味を持った体験 → 高専で学びたいこと → 将来像」の流れを意識し、具体性と自分らしさをしっかり盛り込むことが合格への近道です。体験談や得意分野を加えることで、単なる「高専に行きたい」以上の熱意が面接官に伝わります。私自身、高専志望動機を書くときに最も悩んだのは「自分だけの理由」をどう見つけるかでした。ほかの人にはない自分だけの強みを志望動機にかけると非常に良いです!オープンキャンパスで先輩から直接研究内容を聞いたときに「ここでなら実験や制作を通して自分のアイデアを形にできる」と実感できた経験が、大きな柱になったのを覚えています。志望動機は文章の上手さよりも自分の“熱”が伝わることが何より大切です。ぜひオープンキャンパスや学校見学に足を運び、心が動いた瞬間を大事に言葉にしてみてください。
ライター情報
仙台高専マテリアル環境コースを卒業。
ニックネーム:nao
研究室では化学を専攻。コガネムシの研究をしていました。
趣味は野球観戦。楽天イーグルスを応援している仙台っ子です。
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