A.結論
高専と高校の違いは「教育期間」と「学習目的」にある
高専は「5年制+実践的な学習」で手を動かしながら専門技術を学ぶ学校、高校は「3年制+幅広い基礎学習」で将来の選択肢を広げる学校です。モノづくりに没頭したいなら高専、文系への進学などを含めより幅広い将来の進路探りたいなら高校が向いています。
比較項目 | 高専 | 高校 |
---|---|---|
修業年数 | 5年一貫(商船は5.5年) | 3年 |
学位等 | 準学士を付与 | 学位なし(高卒資格のみ) |
カリキュラム | 授業の半分以上が実験・実習/教授・准教授が担当 | 一般教科中心/教諭が担当 |
進路 | 3年次編入・専攻科、就職率ほぼ100% | 大学・専門学校受験、就職 |
学費目安 | 国立:約126万円/5年 | 公立授業料は2025年度から実質無償化 |
ライターの一言
高専に入ってまず驚くのは、学年を超えた縦のつながり。私が1年生の時には部活の5年生の先輩が大人に見えて話すのがドキドキしましたが、気さくにアドバイスしてくれて、とても頼れる先輩が多かったです。
さらに高専は「自立」が大前提。そのためかコアな趣味を持っていても「面白そう!」と受け入れてくれる人が多いので、自分の好きなことに没頭しやすい環境です。
就職先も専門職だけに限らず、文系企業や総合職へ進む人もいます。専門知識をベースに、幅広いキャリアを目指せるのも高専の大きな魅力です。
まだ志望校選びに迷ってる人は、ぜひ高専を検討してみてください!
▼より詳しい解説はこちらの記事で徹底的に解説していますので、興味のある方はぜひ!
ライター情報
仙台高専建築デザイン学科を卒業。
ニックネーム:ぶっちー
みんなの高専チャンネルのプロデューサーをやっています!
高専をもっと多くの人に知ってもらって高専人口を増やしたいです。
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