高専ならではの「空きコマ・放課後」の使い方とは!?

中学校にはない!空きコマって何の時間?

高専の時間割を見て、中学生や低学年の学生がまず驚くのが「空きコマ」の存在です。
中学校では、1時間目から6時間目まで授業がびっしり詰まっているのが当たり前だったため、「授業がない時間が平日にある」という感覚はあまりないと思います。

空きコマとは、授業と授業の間にできる“何も入っていない時間”のことです
この時間は、授業でも休み時間でもなく、基本的には完全に自由な時間になります。
教室にいてもいいし、図書館に行ってもいいし、校外に出ることも基本的に可能です。

高専ではこの空きコマをどう使うかが、学生生活の充実度を大きく左右します!

空きコマがある学年とは?全学年??

「空きコマって、全学年にあるの?」と疑問に思う人も多いでしょう。
結論から言うと、低学年では少なめ、高学年になるほど増える傾向があります。

1・2年生のうちは、ほぼ高校と同じように時間割が組まれており、空きコマはほとんどありません。
3年生になると、選択科目や実験の時間割によって、少しずつ空きが生まれ始めます。

4・5年生になると、研究や選択科目が増えるため、意図的に空きコマを作ることも可能になります。
このあたりから、高専らしい時間の使い方が本格化していきます。

高学年になると空きコマを作って休日にすることが可能?

高学年になると、履修の組み方次第で 「平日のどこか1日がほぼ休み」という時間割になることもあります。
もちろん、全員ができるわけではありませんが、

  • 卒業に必要な単位をすでに取り終えている
  • 選択科目の配置がうまくはまる

といった条件がそろえば、擬似的な休日を作ることも可能です。

ただし、その分ほかの日の授業が詰まったり、課題や研究が重くなったりするため、
「楽をするため」ではなく、「効率よく時間を使うため」 という意識が大切になります。
また、5年生になると空きコマの時間はほぼ卒業研究の時間になる、ということも覚えておきましょう!

空きコマの時間は何をする??

では、実際に高専生は空きコマをどのように使っているのでしょうか。使い方は人それぞれですが、よくあるパターンを紹介します。

購買でお菓子や飲み物を買って休憩

空きコマの定番といえば、購買でのちょっとした休憩です。
授業が立て続けにある日や、実験で頭を使った後には、お菓子や飲み物を買って一息つく時間が貴重になります。
友達と雑談しながら過ごすこの時間が、意外と高専生活の思い出として残っている人も多いです。
卒業した今となっては、思い出の時間のひとつです。

お昼ご飯を友達と食べに行く

空きコマが昼前後にある場合、学食だけでなく、校外に食べに行くという選択肢も出てきます。
高専の立地によっては、近くに安くて量の多い店があり、「ここは高専生御用達」と呼ばれるようなお店が存在することもあります。
授業の合間に外でご飯を食べられるのは、高専ならではの自由さです!
僕はよく、近くのラーメン屋さんに友達と行っていました。
ただし、授業には遅刻しないようにしましょう!

レポートや課題に取り組む

空きコマの“王道”とも言える使い方が、課題やレポートです。
高専では、レポートの量が多く、締切も重なりがちです。
家に帰ってからやると気が重くなる作業も、空きコマに少しずつ進めておくことで、かなり楽になります。この使い方ができるようになると、「高専生として成長したな」と感じる瞬間でもあります。

卒業研究の時間に充てる

4・5年生になると、空きコマは卒業研究のための時間になります。
実験をしたり、データ整理をしたり、指導教員と相談したりと、やることは山ほどあります。
授業時間外で卒業研究の時間を作るのが大変なので、空きコマは貴重な時間になります。
授業のない時間を研究に使えるのは、高専ならではです。

一旦、家や寮に帰る

高専生の中には、空きコマが長いときに「一旦帰る」という選択をする人もいます。

寮生なら部屋に戻って仮眠を取ったり、洗濯をしたりすることも可能です。
寮生や、学校の近くに住んでいる学生だけの特権です!

高専の放課後は何時から?

放課後の開始時間は、その日の時間割によって変わります。
一般的には、15時前後に授業が終わることが多いですが、 実験がある日はもう少し遅くなることもあります。

中学校のように「全員同じ時間に下校」という概念はなく、 人によって放課後のスタートが違うのも高専の特徴です。

放課後の時間は何をする??

放課後の過ごし方も、高専生それぞれです。

部活動・クラブ活動

運動部・文化部ともに活動しており、放課後は部活に打ち込む学生も多いです。
高専の部活は、学年の幅が広く、先輩後輩の距離が近いのが特徴です。
高専の運動部は、全国高専大会があるので、優勝に向かって日々練習に励んでいます!!

アルバイト

高専では、比較的早い学年からアルバイトを始める学生もいます。
放課後の時間を使って働き、生活費や趣味、将来のための貯金に充てる人も少なくありません。
僕も1年生の時から、アルバイトをしており、よい経験になったなと感じています。
普通高校ではなかなかできない経験も高専ではできちゃいます!

編入学試験勉強

高専4年生から5年生の前期にかけては、編入学試験に向けた勉強が本格的に始まります。
放課後、図書館でTOEICや過去問を解く学生が多くみられました。
高専の図書館には、過去問や参考書などが沢山そろっており、勉強する環境が整っているため活用する学生が多いです!

自動車教習所

18歳以上限定になってしまいますが、高専生になると、通学や将来のために免許を取る人が増えます。16歳以上であれば、原付バイクの免許も取れます。長期休みは教習所が混み合うため、平日の空いている時間帯に免許を取りに行く学生が多いです。
同級生が高校3年生の時に、就活や大学受験の勉強をしている中、そういったプレッシャーがなく免許取得に時間を割けるのも高専の魅力です。

まとめ

高専の空きコマや放課後は、ただの空き時間ではありません
勉強にも、遊びにも、将来の準備にも使える、非常に価値のある時間です。
最初は「どう使えばいいかわからない」と感じるかもしれませんが、徐々に自分なりの使い方が見つかってきます。
高専受験生の方には、「高専ではこんな自由な時間の使い方ができるんだ」と感じてもらえたら嬉しいです。
そして低学年の在校生には、この時間をどう使うかが、これからの高専生活を大きく左右する、
ということを少しでも意識してもらえたらと思います。
有意義で充実した高専ライフを送ってください!!

ライター情報

仙台高専マテリアル環境コースに卒業。
ニックネーム:nao
研究室では化学を専攻。コガネムシの研究をしています。
趣味は野球観戦。楽天イーグルスを応援している仙台っ子です

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