高専生の就職活動はいつから何をする?スケジュール解説!

はじめに

高専(高等専門学校)に入学して数年。「そろそろ進路について考えないとな…」と思いつつも、「就活っていつから始めればいいの?」「大学生と同じスケジュールで動くべき?」と悩んでいませんか?

高専生の就活は、一般的な大学生の就活とは異なる特有のルールやスケジュールが存在します。

本記事では、高専生がいつから、何をして就職活動を進めればよいのか、全体のスケジュールと時期別の具体的なTo-Doリストをわかりやすく解説します!

高専生の就活で知っておくべき特徴

具体的なスケジュールの前に、まずは高専生ならではの就職活動の特徴を押さえておきましょう。

  • 圧倒的な就職率と求人倍率:高専生は専門的な技術と知識を若くして身につけているため、企業からの評価が非常に高いです。毎年、学生1人に対して多数の求人が来ることも珍しくなく、いわゆる「引く手あまた」な状態です。就職率は毎年ほぼ100%を誇ります。
  • 学校推薦が主流:一般の大学生はナビサイトに登録して自力で企業を受ける「自由応募」がメインですが、高専生は学校にきている求人の中から選んで応募する「学校推薦」を利用する学生が大多数です。推薦枠を活用することで、選考ステップが短縮されるなどのメリットがあります。
  • 進学(編入)か就職かの決断時期:高専生にとって最大の悩みが「大学編入か、就職か」の選択です。就活の本格化と編入試験の勉強・試験時期が重なるため、遅くとも4年生の秋〜冬にはどちらをメインにするか決断しておく必要があります。

高専生の就職活動全体スケジュール

高専生の就活スケジュールのおおまかな流れは以下の通りです。一般の大学生よりも動き出しや内定の時期が早いのが特徴です。

学年・時期就活フェーズ概要
3年生意識付け期学校主催の企業研究セミナーやOB・OGの講演会などで就活に触れ、進学か就職かを考え始める。
4年生夏〜秋自己分析・業界研究期夏のインターンシップに参加。事実上の就活スタート。
4年生冬選考準備・インターン期冬期インターンシップへの参加や、推薦枠の確認、応募企業の絞り込みを行う。
4年生春休み推薦・企業決定期学内での推薦希望調査が行われ、応募する企業を決定する。
5年生春選考・内定獲得期推薦状を取得し、企業の面接等の選考を受ける。早い人は4月中に内定を獲得。
5年生秋内定式10月に多くの企業で内定式が行われる。

時期別:具体的に何をすべきかのTo-Doリスト

上のスケジュールを踏まえ、時期別に具体的に何をすべきかをリストアップしました。今の自分の学年・時期と照らし合わせてチェックしてみましょう。

3年生

  • キャリアセミナーやOB・OGの講演会に参加する
  • 自分の興味のある分野をざっくりと洗い出す
  • 就職するか、大学へ編入するか、おおよその方針を家族と相談する

4年生夏〜秋(自己分析・業界研究期)

  • 夏のインターンシップ(1day〜数日間)にエントリー・参加する
  • 自己分析ツールなどを使い、自分の強み・弱み・やりたいことを言語化する
  • 興味のある業界や企業を幅広く調べる
  • (進学か就職か迷っている場合)この時期までに最終決断を下す

4年生冬(選考準備・インターン期)

  • 就職担当の先生や学科の掲示板で、過去の求人票や推薦枠の情報を集める
  • 冬のインターンシップに参加し、企業への理解を深める
  • 履歴書やエントリーシート(ES)のベースを作成する
  • SPIなどの適性検査・筆記試験対策を始める

4年生春休み(推薦・企業決定期)

  • 学内の推薦希望調査に提出する企業を最終決定する
  • 志望動機やガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を完成させる
  • 先生やキャリアセンターで模擬面接をお願いする

5年生春(選考・内定獲得期)

  • 学校から推薦状を発行してもらう
  • 企業の面接・適性検査を受験する
  • 内定(内々定)を獲得したら、就職担当の先生に報告する

5年生秋(内定式)

  • 内定式に出席し、同期や社員と交流する
  • 残りの学生生活(特に卒業研究!)に全力を注ぐ

高専生が就活で失敗しないための3つの注意点

求人倍率が高く順調に進みやすい高専生の就活ですが、落とし穴もあります。以下の3点に注意しましょう。

  • 「推薦=100%合格」ではない:ひと昔前は「学校推薦ならほぼ確実に受かる」と言われていましたが、近年は推薦枠であっても普通に不合格となる企業が増えています。「推薦だから面接対策は適当でいいや」と油断していると、痛い目を見ます。志望動機や自己PRはしっかりと練り上げ、入念に面接対策を行ってください。
  • 卒業研究との両立:5年生の春は、就活のピークであると同時に、卒業研究の立ち上げ時期でもあります。面接のために遠方へ出向くことも増え、想像以上に時間がなくなります。研究室の指導教員とスケジュールをしっかり共有し、計画的なタイムマネジメントを行うことが必須です。
  • 情報収集の孤立を防ぐ:高専は専門性が高い分、閉鎖的な環境になりがちです。自分一人でネットの情報だけを見ていると、リアルな現状を見誤ることがあります。同級生の友人、すでに就活を終えた先輩、そして何より最新の企業情報を持っている就職担当の先生とのコネクションをフル活用して、積極的に情報を取りにいきましょう。

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まとめ

高専生の就職活動は、一般の大学生とは異なる独自のスケジュールと学校推薦という強力な武器があります。求人倍率が高く有利な状況ではありますが、だからこそ自分に本当に合った企業を見極めるための自己分析や企業研究が重要になります。

3年生のうちは進路について少しずつ考え始め、4年生の夏からはインターンシップなどを通じて本格的に動き出しましょう。そして「推薦だから大丈夫」と油断せず、先生や先輩を頼りながら準備を進めれば、きっと納得のいく就職活動ができるはずです。応援しています!

ライター情報

熊本高専 人間情報システム工学科
ハルキ
情報系の高専生。趣味は写真。

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