鹿児島高専入試対策(鹿児島県)|2024最新情報まとめ

以下のような盛り沢山の内容をまとめました。

目次から自分の見たい項目だけを見に行ってもOKです。


この記事を読むとわかること

  • 鹿児島高専ってどんな高専?
  • 鹿児島高専はどんな生徒を求めてる?
  • 鹿児島高専と一般的な高専の入試制度の違いとは?
  • 鹿児島高専の入試倍率
  • 鹿児島高専合格最低点・平均点
  • 鹿児島高専の偏差値とレベルが近い高専、高校一覧
  • 鹿児島高専への入試出願方法
  • 鹿児島高専の卒業後にはどんな進路が選べる?
  • 鹿児島高専の学費と奨学金制度
  • 鹿児島高専受験生からのよくある質問

鹿児島高専の特徴

学科の種類

学科は、機械工学科、電気電子工学科、電子制御工学科、情報工学科、都市環境デザイン工学科の5つです。

学生総数と男女比率(男子学生数・女子学生数)

学生総数:1,050人

男子学生:876人、女子学生:174人

男女割合(女子比率):約17%

令和4年4月現在

寮生総数と男女比率(男子寮生数・女子寮生数)

寮生総数:497人

男子寮生:407人、女子寮生:90人

男女割合(女子比率):約18%

鹿児島高専の偏差値

鹿児島高専の偏差値は66、全国の高専の平均は62.2です。

鹿児島高専の特徴

  • 1~3年生は制服がありますが、4年生から私服通学です。
  • 1年次は各科混合のクラス編成、2年次より各科に分かれます。
  • 1時限90分授業で4時限まででゆとりがあります。その後はわからない部分の勉強ができます。
  • グローバルな人材育成のため、海外研修や海外インターンシップも充実。
  • 卒業生の約60%が就職で約39%が進学、その就職希望者の就職率はほぼ100%。
  • 国立大学への編入も可能、面接のみで受験戦争がありません。
  • 学生食堂、コンビニも高専内にあります。
  • 全国高専ロボコン2023では九州沖縄地区大会で特別賞を受賞している。

鹿児島高専が求める人材像の要約(アドミッションポリシー)

準学士課程の学習・教育到達目標に共感し、この目標達成にふさわしい素質と能力のある人を受け入れます。特に、次のような人を求めています。

  1. 論理的な思考ができる人
  2. もの作りが好きな人
  3. コミュニケーション能力のある人
  4. 21世紀の世界を支える技術者として、大いに活躍したいという夢のある人

学科ごとの生徒育成目標内容の要約(ディプロマ・ポリシー)

機械工学科

機械工学科では、「ものづくりの根幹を支える機械工学分野全般の知識を応用し、最先端の高度な技術に対応できる技術者」および「創造性に優れ人格的に立派な国際的に通用する技術者」の育成を目標としています。さらに、開発型の教育・研究、また先端企業や地域との共同(教育、活動)をとおして、様々な問題を解決できる能力を身につけ、社会的・経済的に価値ある「ものづくり」ができるようになるための実践教育を行っております

電気電子工学科 電気電子工学科では、「電気電子・情報通信技術の基礎を着実に修得し、ハードウェアとソフトウェアの融合技術を含めた多様な分野において、新たな社会的価値創出に対応できる技術者」および「創造性に優れ人格的に立派な国際的に通用する技術者」の育成を目標としています
電子制御工学科

電子制御工学科では、「多岐にわたる電子制御工学分野の知識を応用し、最先端の高度な技術に対応できる技術者」および「創造性に優れ人格的に立派な国際的に通用する技術者」の育成を目標としています。さらに、開発型の教育・研究、また先端企業や地域との共同(教育、活動)をとおして、様々な問題を解決できる能力を身につけ、社会的・経済的に価値ある「ものづくり」ができるようになるための実践教育を行っております。

情報工学科 情報工学科では、「ソフトウェアやハードウェアはもちろん、それらに係わる情報セキュリティに対応できる技術者」および「創造性に優れ人格的に立派な国際的に通用する技術者」の育成を目標としています
都市環境デザイン工学科 都市環境デザイン工学科では、「建設技術を通して様々な社会問題に対応できる技術者」および「創造性に優れ人格的に立派な国際的に通用する技術者」の育成を目標としています
令和6年度|鹿児島高専|学科ごとのディプロマ・ポリシーの要約

鹿児島高専|募集要項の要点まとめ

鹿児島高専入試の選抜方法

  1. 推薦入試
  2. 学力入試
    • 学力検査による選抜
    • 帰国生徒特別選抜

鹿児島高専の募集定員

学科 学科定員 推薦 学力定員 帰国生徒特別選抜定員
機械工学科 40名 20名程度 20名程度 若干名
電気電子工学科 40名 20名程度 20名程度 若干名
電子制御工学科 40名 20名程度 20名程度 若干名
情報工学科 40名 20名程度 20名程度 若干名
都市環境デザイン工学科 40名 20名程度 20名程度 若干名
令和6年度|鹿児島高専|募集定員

鹿児島高専入試日程・出願受付締切日・合格発表日

鹿児島高専 推薦入試日程

出願受付締切日:2023年12⽉26⽇まで

検査日:2024年1⽉13⽇(土)面接あり

合格内定発表:2024年1月23日(火)

鹿児島高専 一般学力入試日程

出願受付締切日:2024年1⽉31⽇(水)まで

検査日:2024年2月11日(日)集団面接あり

合格内定発表⽇:2024年2⽉20⽇(火)

※帰国生徒特別選抜日程も同様

後期学力入試日程

実施実績なし

鹿児島高専 二次募集(昨年度)

実施実績なし

鹿児島高専の推薦入試の選抜方法

出願資格の要約

必須条件:合格した場合は必ず⼊学する、と約束できる⼈(第2志望学科で合格した者も含む

以下いずれかの条件を満たす者

中学校2年次及び3年次の絶対評価で表した9教科成績5段階評定の総計が74以上の者

同上総計が70以上で以下のいずれかの要件を満たすもの

①生徒会長または生徒会副会長であった者

②体育系部活動で、次の基準以上の成績を収めた者
・地区予選を経て都道府県大会へ出場した者
・市や郡の大会において優勝した者、あるいは準優勝した者
・地区予選を経ない都道府県大会で、8位以上の成績を収めた者
 ※団体競技においては、正選手として活躍した者

③校外体育系クラブチームに所属する者については、都道府県大会8位以上の成績を収めた者
 ※団体競技においては、正選手として活躍した者

④文化系部活動又は校外の文化活動で都道府県水準以上の大会において、顕著な成績を収めた者

志望学科の選択方法

推薦選抜では第2 志望学科まで選択できますが、第1志望を優先して合否判定を行い、合格枠が残っている学科についてのみ、第2志望で合否判定します。第2志望で合格した場合でも必ず入学しなければなりません。第2志望は希望するかしないかは選択できます。

推薦選抜の評価方法

調査書/推薦書/面接

調査書、推薦書及び一人当たり10分程度の面接の結果をもとに総合判定します。

推薦による選抜で不合格だった場合
あらかじめWeb出願時に「学力検査による選抜」を「希望する」を選択している者のみ受験できます。
志望学科を変更せずに受験するときは、出願書類等の再提出及び検定料の再納入の必要はありませんが、志望学科を変更して受験するとき(第2志望、第3志望を変更する場合も含む)は、出願書類等の再提出及び検定料の再納入が必要となります。
推薦選抜では第2 志望学科まで選択できますが、推薦志願の願書を提出する際に、学力選抜に備えて第3志望まで記載しておくことをお勧めします。

※ちなみに、2年進級時に他の学科への転科も可能です(1年次の成績や、面接、筆記試験などにより決定)

鹿児島高専の学力入試の選抜方法

出願資格の要約

次のいずれかに該当する者とします。
⑴ 中学校または中学校に準ずる学校を卒業した者及び令和6年3月卒業見込みの者  
⑵ 義務教育学校後期課程を卒業した者及び令和6年3月卒業見込みの者  
⑶ 中等教育学校の前期課程を修了した者及び令和6年3月修了見込みの者
⑷ 中学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められた者(学校教育法施行規則第95条に該 当する者)

志望学科の選択方法

第1志望から、第3志望まで選択できます。

学力選抜の評価方法

学力検査/調査書/面接

※学力検査は理科、英語、数学、国語の4教科社会のテストはありません
学力検査、調査書及び面接の結果をもとに総合的に判定します。

学⼒検査の解答⽅法は,マークシート⽅式で⾏います。学⼒検査の成績の評価点は,数学は2倍した点数と,理科、英語、国語の各100点の合計500点満点とします。個⼈調査書の配点は中学2年次及び3年次の9教科5段階評定の90点満点とします。面接は4名程度を1組にした集団面接です。

科目 理科 英語 数学 国語 合計
配点 100点 100点 100点×2倍 100点 500点満点
令和6年度|鹿児島高専|学力検査配点

 

評価の対象 配点
2年間(2年3年次)9科目の内申点の合計 90点満点
令和6年度|鹿児島高専|調査書配点

※9教科5×9の2年次と3年次、つまり5×9×2=90点となります。

鹿児島高専と一般的な高専の入試制度の違いまとめ

  • 学力選抜の学力検査では社会のテストがない。傾斜配点で数学の得点が2倍となる。
  • 学力選抜では集団面接がある。調査書は2年、3年の評定が対象となる。

鹿児島高専の入試倍率

学科名 推薦入試倍率 学力入試倍率
機械工学科 1.05倍 1.50倍
電気電子工学科 0.50倍 1.70 倍
電子制御工学科 1.80倍 1.90倍
情報工学科 2.05倍 2.25倍
都市環境デザイン工学科 1.35倍 1.70倍
令和6年度|鹿児島高専|入試倍率

鹿児島高専合格点・平均点

鹿児島高専の入試問題と受験対策方法

鹿児島高専と偏差値が近い高専

  • 石川高専(偏差値:66)
  • 北九州高専(偏差値:66)
  • 仙台高専(偏差値:65)

鹿児島高専と偏差値が近い公立高校

  • 鹿児島中央高校 普通科(偏差値:67)
  • 鹿児島市立鹿児島玉龍高校 普通科(偏差値:65)

鹿児島高専と偏差値が近い私立・国立高校

  • 池田高校 普通科 (偏差値:68)私⽴
  • 鹿児島純心女子高校 普通科 5特進アコース(偏差値:67)私⽴
  • 志學館高等部 普通科 (偏差値:67)私⽴

鹿児島高専からの大学進学実績 

令和4年度卒業生の39%が進学を希望、そのほとんどが専攻科や国立大学へ編入進学していいる。
主な進学先は、鹿児島高専専攻科、熊本大学、鹿児島大学、九州工業大学、九州大学、長岡技科大学、豊橋技科大学、宮崎大学、佐賀大学、東京工業大学など73名。

※なお、進学決定率(進学者数/進学希望者数)99%です。その内42名の約59.2%の人は推薦合格者でしかも面接のみが60%!受験戦争がありません!

鹿児島高専からの就職先

求人倍率は21.5倍!(求人企業数/就職希望学生数)学生1人が21社以上の企業から選択できる。
卒業生の実力は高く評価され、産業界、官公庁の各方面から毎年多くの求人があります。
就職率(就職者数/就職希望者数)99%です

学科名機械⼯学科電気電子⼯学科電子制御⼯学科情報工学科都市環境デザイン工学科
主な就職先㈱IHI プラント、SCSK ニアショアシステムズ㈱、旭化成㈱、九州電力㈱、京セラ㈱鹿児島国分工場、京セラ㈱鹿児島隼人工場、㈱カンセツ、神鋼テクノ㈱、㈱タダノ、中部電力㈱、㈱東研サーモテック、東京ガス㈱、など㈱J-Power ハイテック、㈱SUBARU、旭化成㈱、アドバンスドプランニング㈱、㈱鹿児島データ・アプリケーション、京セラ㈱鹿児島川内工場、京セラ㈱国分工場、九州電力㈱、㈱九州タブチ、新明和工業㈱、などアイリスオーヤマ㈱、旭化成㈱、関西電力㈱、㈱カンセツ、京セラ㈱国分、ダイダン㈱、東レ㈱、㈱トヨタシステムズ、日本オーチス・エレベータ㈱、日本精工九州㈱、パナソニック㈱インダストリアルソリューションなどPayPay カード㈱、㈱アソウ・アルファ、㈱アルテックス、鹿児島テレビ㈱、関西電力送配電㈱、京セラ㈱国分工場、京セラコミュニケーションシステム㈱、ソフトバンク㈱、㈱タマディック、㈱ファインデックス、などオリエンタル白石㈱、コーアツ工業㈱、㈱国分ハウジング、五洋建設㈱、サンコーコンサルタント㈱、㈱大進、中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京㈱、南生建設㈱、西日本高、速道路エンジニアリング九州㈱、など
鹿児島高専|令和3年度|学科ごとの主な就職先

鹿児島高専の入学料・受験料・奨学金制度

入学時に要する諸経費

おおよそ次の通りです(令和5年度予定額)

入 学 料 84, 600円
授業料 117, 300円(前学期分)、後期学期に117,300円納入
教科書・実習服ほか 約90, 000円(学科によって多少異なる場合があります。)
その他   学生会費7, 000円(年額)
後援会費24, 000円(年額)
後援会入会費25, 000円(入学時のみ)
同窓会費15, 000円(入学時のみ)
鹿児島高専|入学後諸経費

※授業料は前期・後期に区分して納入します。その他経費が必要な場合があります。

受験料

推薦による選抜16,500円

学力検査による選抜16,500円

別途振込手数料等がかかります。

推薦による選抜に不合格になった場合の一般入試時の受験料の取り扱い
推薦による選抜に不合格になった場合に「学力検査による選抜」を希望するときは、あらかじめWeb出願システムで入力の際、学力検査受験希望の「希望する」を選択することにより「学力検査による選抜」を受験することができます。

①志望学科を変更せずに受験する場合
・検定料:再納入の必要はありません
・Web出願システム:「本科 学力選抜※推薦と同一学科を再受験」から再出願をしてください。

②志望学科を変更(第2志望、第3志望を変更する場合も含む)して受験する場合
・検定料:再納入の必要があります
・Web出願システム:「本料 学力選抜※初受験、推薦と別学科再受験/帰国生徒特別選抜」から再出願をしてください。

③学力検査受験希望の「希望しない」を選択して出願し、再度受験希望する場合
・検定料:再納入の必要があります
・Web出願システム:「本科 学力選抜※初受験、推薦と別学科再受験/帰国生徒特別選抜」から再出願をしてください。

就学支援金について
本科1年生から3年生(入学後36ヵ月間)については、定められた所得判定基準(年収910万円程度)未満の世帯が就学支援金支給の対象となり、月額9,900円(年額118,800円)の就学支援金が支給されます。また、保護者の所得に応じて一定額が加算される場合があります。 4年生、5年生及び専攻科生では、高等教育の就学支援新制度対象校となっており、支援対象基準を満たす場合は給付奨学金や授業料減免の支援を受けることが可能です

鹿児島高専の受験会場

〒899-5193 鹿児島県霧島市隼人町真孝1460−1   鹿児島工業高等専門学校

鹿児島専のオープンキャンパス情報

ホームページより「バーチャルオープンキャンパス」へ、YouTubeで詳しい各科の内容を知ることができます。

Q 寮について詳しく教えてください。
 入寮状況(令和4年4月1日現在)
  男子寮408名、女子寮90名
  寮にかかる費用

種類 毎月 年間 備考
寄宿料 700円 8,400円 1人部屋800円/2人部屋700円
寮管理費 69,000円 9月、3月分は除く
舎監・寮母費 8,000円 9月、3月分は除く
空調経費 10,000円 電気料は年度末に精算
寮生会費 2,000円  
給食費(3食1,098円/日) 平均33,000円 約297,000円 毎月の給食数により変動 給食業者に直接支払い
鹿児島高専|寮費

※年度途中で金額や徴収方法が変わる場合があります。

Q 寮について、全寮制ですか?
全寮制は廃止され、入寮するかしないかは自由です。通学が困難な学生が優先的に入寮できるようにしています。

Q 寮には希望したら必ず入れますか?
通学の状況や、健康上の理由・家庭事情を考慮し入寮を許可しています
2年生以上になると、それまでの生活態度等を考慮し、審査の上で入寮を許可しています。

Q 寮に遊びに行けますか?
寮敷地内は、同じ本校生でも通学生は立入禁止です。保護者も勝手に部屋に入ることはできません。

Q 食べられない食品があります。
アレルギーに配慮したメニュー等にも対応できますので、事前に相談してください。

Q 寮には何を持ち込めますか?
火の気の元となるもの、ゲームは禁止です。その他、寮生活に不要なものは基本的に禁止です。

Q 外泊はできますか?
事前に「外泊届」の申請が必要です。

Q 高専と高校や工業高校の違いがよくわかりません。
高専は、高校と異なり数学や英語などの一般科目に加えて、技術者 ( エンジニア ) になるための専門科目について学習します。また、高校と比べ、「実験」・「実習」を重視した専門教育を行っています。
また、工業高校で勉強すると設計図どおりにものをつくることができる “技術者” として活躍できるようになりますが、高専で勉強すると、これまでにないものを設計したりプロジェクト全体を指揮する “技術者” として活躍できるようになります。

Q どんな人が高専に向いていますか?
ものづくりや科学技術に興味関心があり、あきらめずにコツコツと地道に努力できる人が望まれます。
また、勉強する内容は数学や理科、専門科目が多くなりますので、数学や理科が得意な人が向いています。さらに、国際化の時代を見据え、英語教育にも力を入れています。

Q 入学後、別の学科に転科することはできますか?
1 年次修了後、別の学科への転科は可能です。転科の可否は、筆記試験及び面接試験により、転学科後に当 A 該分野を学ぶ意欲と卒業できる学力があるかを総合的に判断します。

Q 高専は女子が少ないと聞きます。入学して不便なことはありませんか?
本校の場合、全学生の約15%が女子です。令和3年度の新入生に関しては約16%が女子学生と、年々増加しています。人数は学科により偏りはありますが、女子寮も女子更衣室もあり、体育の授業等でも配慮していますので心配はいりません。女子更衣室のロッカーは、入学時から卒業時まで、個人で 5 年間使用することができます。さらに女子寮は、一昨年度新しく整備されました。

Q 通学はどの範囲まで可能ですか?
通学に利用する交通機関の状況によりますが、薩摩川内地区からJRで通学している学生もいます。遠距離通学は疲れも伴い、事故にあう可能性も高くなるので、安全に気を付けて通学してください。

Q バイク・原付での通学は認められていますか?
通学距離、対象学年等の条件を満たしていれば可能です。

Q スマホや携帯は持ち込めますか?
校内への持込は可能ですが、使用については一定の制限を設けています。特に、スマホでゲームをするようなことは禁止しています。

Q アルバイトはできますか?
低学年(1 ~ 3 年生)は長期休暇中以外のアルバイトは原則として禁止しています。夏季休暇中などにアルバイトをするときは、必ず学校へ申請し、許可を受けることとしています。

Q 部活動について
部活動は 5 年生まで入部できます。3 年生までは高校と同じ大会等へ出場しています。高専独自の大会もあるため、5 年生まで活動を続ける学生が多いです。部活動の種類については、この冊子の部活動・同好会のページを参考にしてください。なお、部活によっては掛け持ちで入部することも可能です。

Q 私服であれば何を着て行ってもいいですか?制服はありますか?
私服は自由ですが、学生らしい奇抜でない服装が好ましいです。制服についてですが、低学年(1~3年生)には制服があり、学校行事等で着用します。男子学生は学ラン、女子学生はブレザー&スカートです。学ランは中学校で使用していたもので大丈夫です。高学年(4 ~5年生)になるとスーツを着用します

Q どうなると留年するのでしょうか?
高専では、各学年に修得しなければならない単位数や出席日数が決められています。この条件を満たしていない場合は、留年します。原因は、成績不振に限らず、体調不良等による欠席が積み重なり出席日数不足となる場合、留学のために休学した場合等があります。
専門科目の比重が高まる3年から4年にかけて留年してしまうことが多いようです。

Q 数学が苦手です。高専での学習についていけるでしょうか?
高専では、数学そのものを勉強するだけでなく、専門科目は数学を使って様々なことを学んでいくため、重要ではありますが今が苦手でも好きであれば大丈夫です。

Q 学力検査がマークシート方式ですが、気を付けることはありますか?
学力検査におけるマークシートはOMRという、解答を記号で選んで塗りつぶす方式のものです。
回答方法には択一式 ( 解答例の中から該当する1つを選択する方法 ) の場合と、数学や理科など、計算により値を求める設問をマークシート方式で解答する場合があります。英検等でも採用されていて、決して特別な技術が必要な試験ではありません。
マークシート方式では、HB鉛筆以外 (HやFの鉛筆や、シャープペンシル等 ) で解答した場合、機械が解答を正しく読み取ることができない場合がありますので、HB鉛筆を利用することをお勧めします

Q 推薦による選抜の個別面接について
人物・性格・態度・意欲を把握するため、志願者一人当たり 10 分程度の面接を行います。目的意識をきちんと持っているかも大事なポイントです。

Q 学力による選抜の集団面接について
名程度を一組とし、1 グループ 10 分~ 15 分程度の集団面接を行います。
自分の意見を発言するだけでなく、周りの人の意見や話を聞くことができるかも大事なポイントです。

Q 鉛筆の芯を削るため、鉛筆削りやカッターナイフを持ち込めますか?
試験中に大きな音を立てる鉛筆削りは持ち込まないでください。手のひらに収まるくらいの小型の鉛筆削りは問題ありません。カッターナイフ等の刃物は危険なので控えてください。試験時間を有効に利用するためにも、鉛筆は多めに持参し、休憩時間に鉛筆を削ったほうがいいでしょう。

Q 学力検査の合格点を教えてください。
合格点はお教えできません。ただし、「成績開示請求」の手続きにより受験者本人の得点をお知らせする際、各学科の合格内定者の最低総合点を参考としてお知らせしています。

Q 「合格内定」とはどういう意味ですか?
3月初旬に開催される「合格内定者」対象の入学手続き説明会に参加された方を入学意思のある方として正式に「合格」とします。それまでは「合格内定」という扱いになりますので、この入学手続き説明会には必ず参加願います。欠席した場合は、「合格内定」を取り消すことがあります。

Q 就職活動で、女子学生が不利になることはありますか?
技術系では主に個人の能力で判断されますので、女性が不利になるということはありません。多くの先輩方が、幅広い分野で活躍されています

Q 高専ではどういった資格が取れますか?
高専では専門教育を受けるために、国家資格をはじめ各技術協会の認定資格を取得できるものがあります。その主なものは、①在学中に取得できる、②卒業することで試験の一部を免除される、③卒業することで受験資格を得る、の 3 通りです。
ただし、高専は資格取得のための学校ではありません。まずは、授業の内容をしっかりと自分のものにしてください。そうすることで、希望する資格を取れるだけの知識は必ず身につきます。
資格取得実績は
● 技術士(第一次試験)
● 2 級土木施工管理技術検定(学科試験)
● 土木施工技術者試験
● 水質関係第一種公害防止管理者試験
● TOEIC
● 実用英語技能検定(準 1 級・2 級)
● 工業英語能力検定(3 級)
● 日本漢字能力検定(2 級)
● 法学検定試験(4 級)
● 危険物取扱者試験(乙種第 4 類)
● ボイラー技士(2 級)
● 電気主任技術者国家試験(Ⅱ種・Ⅲ種)
● 工事担任者試験(DD 第 1~3 種)
● 陸上無線技術士国家試験(1 級)
● ディジタル技術検定(2 級)
● 情報処理技術者試験Ⅰ(基本情報技術者)
● 情報処理技術者試験Ⅱ(応用情報技術者)
● 情報処理技術者試験Ⅲ(情報セキュリティスペシャリスト)など。
その他、関連する資格(卒業後など、今後取得可能なもの)などは
■ 機械設計技術者 ■ 海上無線通信士 ■ IT パスポート ■ CAD 利用技術者  ■ 航空整備士 ■ 測量士 ■ 自動車整備士 ■ 電気工事士 ■ 建築士 ■ ボイラータービン主任技術者 ■ 電気工事施工管理技士 ■ コンクリート主任技士 ■ 自動車整備管理者 ■ 基本情報技術者 ■ コンクリート診断士  ■ エネルギー管理士 ■ 応用情報技術者などです。

コース案内
Img_HighSchool.png
中学生
高専を目指す中学生向けに
高専入試対策コースや
高専模試、短期講習など
様々な学習コースをご用意しています。
Img_Student-1.png
高専生
現役高専生向けに
大学編入対策コースや
定期試験対策コースなど
様々な学習コースをご用意しています。