「高専を受験することに決めたけど、一般高校と違うから、何から勉強をすればいいのかわからない…」
そんなあなたに読んで欲しい記事です!
今日は、高専合格への最短ルートを辿るための方法を紹介していきます。
高専受験は情報戦!合格するための知識をゲットしましょう!
2025年度の高専の受験日はいつ?
2025年度の高専の受験日は
本試験:令和7年2月9日(日)
追試験:令和7年2月23日(日)
それまで、これから何したらいいの?そんな不安が少しでもなくなるように、次に高専受験の心得を紹介します。
高専受験の心得
高専受験における心得は以下の3つです。
その1、高専の学力受験での配点方法、対象科目を知るべし
その2、高専の過去問は必ず入手すべし
その3、仲間が少ないかもしれないが、頑張って情報を集めるべし
その1、高専の学力受験での配点方法、対象科目を知るべし
これは、高専独特の試験の配点方法があるからです。高専の受験では、各高専によって配点方法が違うところがあります。その配点方法とは、特定の教科の配点を高くしたり、一定の倍率を掛ける、傾斜配点です。例えば、ある高専では数学の配点が100点満点でなく、200点満点になっています。また、高専によっては社会や英語の科目が受験での対象になっていないところもあります。まず、高専に行くと決めたら、その高専がどの科目が出題されるのか、また配点方法を知りましょう。つまり、「募集要項を見る」ということです。
その2、高専の過去問は必ず入手すべし
これは、高専入試に限らず一般高校でも言えることかもしれません。しかし、これはどの試験にも共通して言えることなんです!過去問を入手し、実際に解いてみたりすることで、傾向とそれに対する、対策ができます。傾向を知ることで、実際の受験日にも「だいたいこんな問題かな~」という感覚を持って迎えることができます。そうです、安心感に繋がります。また、自分の得意の分野、あまり得意でない分野を過去問を通して見つけて、それに向け、対策ができますね。その傾向と対策を重ねることで、グッと合格に近づきます。(実際入学しても、高専の定期試験ではテスト前に過去問を用いて勉強することが多いです。入学してからも過去問を活用した勉強が必要になってきますので、この勉強方法は習得して損はなし‼)
その3、仲間が少ないかもしれないが、頑張って情報を集めるべし
3の「仲間が少ないかもしれないが、頑張って情報を集めるべし」は特に重要です。中学から、高専という選択をする同級生はおそらく少ないと思います。そのため、知り合いや友達から得られる情報は少ないかもしれません。しかし、受験において情報も1つの武器になります。勉強に集中することも重要ですが、ぜひ、隙間時間に行きたい高専のホームぺージや、公式SNSをたずねて、入学後をイメージしましょう。高専に関する情報を得られるラジオや、Youtubeもあります。今日は2つほど紹介します。
おすすめ1 高専の気になるところほぼ解決!? みんなの高専チャンネル
こちらのみんなの高専チャンネルでは、高専にまつわる情報が盛りだくさん!高専の受験に関する情報や、高専に入ってよかったことなどなど、高専情報が満載です!息抜きタイムにこちらのYoutubeを見ると、高専への意欲もアップすること間違いないでしょう。
おすすめ2 リアルすぎる高専生活も聞けちゃう 勝手に高専ラジオ
こちらの勝手に高専ラジオでは、高専の身近な情報が盛りだくさん!ラジオ形式で聞くころもできるので、ちょっとした勉強のお伴にもできます。気になる入学後の寮生活の話や、高専の思い出話、高専のあるあるまで赤裸々に語ってくれています。等身大の高専をしることができますよ。
このように、元高専生が惜しみなく出している情報を得ながら、勉強も継続していきましょう。
高専受験の勉強法~高専に受かるための近道「過去問」~
高専受験における心得を知ったところで、次は高専受験に向けての勉強方法です。まず、みなさんこう思っているのではないでしょうか。
「高専って一般の高校受験と違うから、どうやって勉強すればいいかわからない」
そうですよね。きっと周りに高専を志望する仲間も少ない中、どんな勉強方法が正解なのかわからない…そんな風に考えちゃいますよね。大丈夫です。あなたはこれを読んでいるから!これまで多くの高専受験者を輩出してきた、ナレッジスターのメンバーが肌で感じてきた情報も交えて、高専受験の勉強法に関して少し紹介していきます。
題して、
高専合格への花道
ステップ1 対象科目の復習
敵を知らずして、戦法は立てられません。そこで、まず基礎となる、中学3年間の復習を行いましょう。どこが自分の苦手なのか、どこが得意なのか、しっかり復習して発見しましょう。復習は長く辛いかもしれませんが、雨降って地固まるように、復習によって地盤がしっかり固められます。逃げずに一度教科書を開いて復習をはじめてみましょう。
ステップ2 過去問を3年分解いてみる
さて、地盤が固まってきたら、自分の力試しです。高専の過去問をまず3年分解いてみましょう。まずは本番通り、解いてみて、採点をします。これを3年分繰り返すことで、試験内容の傾向をつかむことだいたいできてきます。
また、高専の学力試験の解答方法はマークシート方式になっています。一般の高校受験と大きく違う点の1つでもあるので、実際に回答する際にはマークシート方式でも練習してみるといいでしょう。
ステップ3 過去問から自分の苦手分野を発見しそれを徹底して勉強する
ステップ2で行った、過去問を解いてみることで、自分の解けない、わからない、苦手分野が浮き上がってきます。その、苦手分野の単元をもう一度教科書を開いて、勉強してみましょう。苦手を1つ1つ克服することで、着実に合格への道は開けます。まず、自分の弱い点を少しづつ強くしていきましょう。
ステップ4 ステップ2で解いた3年分の過去問を100点取れるまで完璧にする
さて、ステップ3で地盤が再度強化されたところで、また、ステップ2で解いた3年分の過去問を本番形式と一緒の方法で解いていきます。マークシート方式で、本番さながらやってみましょう。そこで、100点をとれると、だいたい試験の傾向と対策はできています。また、さらに時間があれば他の年の過去問にも着手してみましょう。また、それをステップ3に返り、さらに苦手分野をつぶしていきます。
簡単にですが、4つのステップを通じて、なんとなく道筋が見えてきたのではないでしょうか。ちなみに、高専生になると過去問を活かして定期テストを受けることが多いので、もし余裕のある方はテストの傾向から、「高専はこんな問題が好きなんだな…」という出題者の気持ちになってみることも考えてみてください。どんどん面白くなってきますよ…。
ここまでの内容で、ご不明な点はございましたか?
ナレッジスターは全国の高専生、高専受験生およびその保護者様のことを第一に考え、皆様のための情報を発信しております。
もし、本記事で分からないことがございましたら、どんなに些細なことでもナレッジスターの無料勉強相談へお越しください。
過去問の入手方法
これまで、過去問の活用が重要という話をしておきながら、過去問の入手方法は説明していませんでしたね。高専の過去問の入手方法は大きく2つに分かれます。国立高等専門学校機構(高専機構)が公開している入試過去問のウェブページからダウンロードする方法と、一般に売られている数年分の過去問題シリーズです。
高専機構のウェブページでは、過去3年間に出題された問題・正解・解答用紙をダウンロードすることができます。本番さながらの回答用紙もダウンロードできるようになっていますので、以下のリンクからダウンロードしてみてください。
普通高校用の入試過去問題シリーズはみなさんご存知でしょうか。実は、高専版も販売されいているのです。本屋などでも購入できますが、ネットでも簡単に入手することができます。過去問題シリーズの良い点としては、なんといっても、回答の解説があり、入試の傾向を踏まえた学習のポイントを知ることができる点です。過去問だけでは自分が傾向と対策ができるか不安…という方はこのような市販の過去問題シリーズもおすすめです。
過去問で効率的に合格!
今回は高専合格への最短ルートを辿るには?過去問を使った効率の良い勉強法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
最短ルートといっても、それぞれこれまでの積み重ねも大きく関係してくると思います。これから勉強に本腰を入れ始める方も、数年後高専を受験される方も、自分が今合格までのどの時点にいるのかを明確にしてみることも重要です。数か月後に受験を控えている方は、残り何日あって、それまでにどこまで登り詰めたらいいのか、逆算して日数で数えてみましょう。まだできることはあるはずです!
受験において息抜きも適度にするのは大切です。
受験勉強で疲れたとき、ぜひ、またこのブログに遊びに来てくださいね。
それでは最後に、この記事のまとめです
- 今年度の高専の学力入試は2021年2月21日
- 高専の情報を得ながら復習を徹底すべし
- 過去問の入手方法は、ウェブサイトか購入。マークシートでも過去問を解いてみよう
- とにかく過去問を3年分100点にすると高専入試が見えてくる
さらにここで、朗報です‼
高専の過去問にトライしたとしても、実際の模擬試験を試してみたい!その気持ちわかります。そこで、高専塾ナレッジスターでは、高専模試を開催しております。受験場所はコロナ禍でも安心のオンライン。開催日程は1週間のうち24時間いつ受験してもOKです。この高専模試では、入試・本番の予行演習ができるだけでなく、全国の高専受験生との比較データや、各教科の分野・単元毎の採点データが算出されます。さらに、高専入試プロ講師たちによる解説授業がついてきます!そのため、高専入試での頻出単元も感覚的にわかってくるはずです。ぜひ、この機会をお見逃しなく!
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「高専が気になってきた」という方も、「もうちょっと高専について知りたいな」というかたも、みんなの高専ノートでは高専に特化した情報をお届けしていきます。今後も、高専を目指す人を応援するためにも、有益な記事を紹介していきます。
また、無料勉強相談も行っています。高専に向けての勉強で悩みや相談があればお気軽のご相談ください。お待ちしております。
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今回は呉高専環境都市工学科、専攻科卒、下岡優希が担当しました。