明石高専入試対策(兵庫県)|2022年最新情報まとめ

以下のような盛り沢山の内容をまとめました。

目次から自分の見たい項目だけを見に行ってもOKです。

この記事を読むとわかること


この記事を読むとわかること

  • 明石高専ってどんな高専?
  • 明石高専はどんな生徒を求めてる?
  • 明石高専と一般的な高専の入試制度の違いとは?
  • 明石高専の入試倍率
  • 明石高専合格最低点・平均点
  • 明石高専の偏差値とレベルが近い高専、高校一覧
  • 明石高専への入試出願方法
  • 明石高専の卒業後にはどんな進路が選べる?
  • 明石高専の学費と奨学金制度
  • 明石高専受験生からのよくある質問

明石高専の特徴

学科の種類

学科は、機械⼯学科、電気情報⼯学科、都市システム⼯学科、建築学科の4つです。

学生総数と男女比率(男子学生数・女子学生数)

学⽣総数:846⼈

男⼦学⽣:650⼈、⼥⼦学⽣:196⼈

男⼥割合(女性⽐率):約23%

(令和4年5月現在)

寮生総数と男女比率(男子寮生数・女子寮生数)

寮⽣総数:237⼈

男⼦寮⽣:178⼈、⼥⼦寮⽣:59⼈

男⼥割合(女性⽐率):約25%

明石高専の偏差値

明石⾼専の偏差値は機械工学科・電気情報工学科69、都市システム工学科・建築学科が67。全国の⾼専の平均は62.2です。

明石高専の主な特徴

  • ロボット工学研究部は、技術力と組織力において高専トップクラスの実力があり常に強豪校にある。
  • 国際的になってきたプロコンでも学生、卒業生、先生方と自由に議論され出場している。
  • デザコンでも明石高専は毎年積極的に応募し、優秀な成績を収めている。
  • プレコン(英語プレゼンテーションコンテスト)も留学生とともに協力して参加、入賞を果たしている。
  • 部活動では運動部、文化部共に盛んで充実した学生生活を送れます。
  • 情報メディアセンター、技術教育支援センター、テクノセンターさらにグローバルエデュケーションセンター、そしてアクティブラーニングセンターなどの施設センターがあり学生にとっての教育にとても恵まれていて利用されている。
  • 卒業生の約70%が進学と、他の高専から見ても進学する学生が多い。
  • 卒業生の約30%が就職し毎年多くの企業から求人があり一流企業、官公庁で活躍している。

明石高専のアドミッションポリシー

求める人材像の要約

自由な校風のなかで夢を育み、将来を自ら切り拓いていこうとする意志を持った次のような学生の入学を期待しています。
 1.技術者として活躍したいと強く希望を持っている人

 2.総合的な基礎学力を持ち、理数系科目および英語が得意な人

 3.さまざまな実験や実習に周囲と協働して取り組める人

明石高専|募集要項の要点まとめ

明石高専入試の選抜方法

1. 推薦⼊試

2. 学⼒⼊試

3. 帰国生徒特別選抜

明石高専の募集定員 

学科 募集人員 推薦定員 帰国⽣徒特別選抜定員
機械工学科 40名 各科定員の50%程度 若干名
電気情報工学科 40名
都市システム工学科 40名
建築学科 40名
令和5年度|明石高専|募集定員

明石高専入試日程・出願受付締切日・合格発表日

明石高専 推薦入試日程

出願受付締切⽇:2023年1⽉12日(木)まで。

検査⽇:2023年1⽉21⽇(土)グループワークあり

合格発表⽇:2023年1月25日(水)10時

明石高専 一般学力入試日程

出願受付締切⽇:2023年2月1日(水)まで。

検査⽇:2023年2⽉12⽇(⽇)

合格発表⽇:2023年2月16日(木)

明石高専 帰国生徒特別入試日程

出願受付締切⽇:2023年2月1日(水)まで。

検査⽇:2023年2⽉12⽇(⽇)作文、面接あり

合格発表⽇:2023年2月16日(木)10時

明石高専・二次募集

令和4年度の実施はありませんでした。

明石高専の推薦入試の選抜方法

出願資格の要約

推薦選抜に志願できる者は、令和5年3月に中学校又は義務教育学校(学校教育法施行規則第95条第2号 に規定する文部科学大臣が中学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設を含 む )卒業見込みの者(中等教育学校の前期課程を修了見込みの者を含む )で、次の要件を満たし、中学校等の長の推薦を得た者とします。
 ⑴ 学業・人物ともに優秀である者
 ⑵ 当該学科への志望理由が明白・適切で、志望学科に対し適性・関心を有する者

志望学科の選択方法 

推薦選抜は、第1志望のみとする
但し、推薦選抜不合格となり、学力入試受験の場合に備えて、第3志望まで希望できます。
また、推薦選抜の志望学科と、学力選抜の第1志望学科は、それぞれ関係なく選ぶことができます

推薦選抜の評価方法

調査書/特別活動等/グループワーク(合計1000点)
推薦選抜の配点は次のとおりです。
・調査書(964点満点)
(内訳)1年生:9教科(国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、外国語)×5段階(1~5)×0.6=27点
    2年生:9教科(国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、外国語)×5段階(1~5)×0.6=27点
3年生:4教科(数学、理科、技術・家庭、外国語)×5段階(1~5) ×14×2=560点 5教科(国語、社会、音楽、美術、保健体育)×5段階(1~5)×14 =350点
・特別活動等(18点満点)
・グループワーク(18点満点)

推薦選抜で不合格の場合、出願時に学力選抜を選択していた者は学力選抜又は帰国生徒特別選抜入学志願者として取り扱いますので、改めて出願手続(WEB 出願サイトの再入力・出願書類の再提出・検定料の再納付)の必要はありません。学力選抜又は帰国生徒特別選抜を受験する場合は、推薦選抜の際に使用した受験票を持参の上、試験日の所定の時刻に試験会場に来てください。

明石高専の学力入試の選抜方法

出願資格の要約

⑴ 中学校又は義務教育学校を卒業した者(令和5年3月卒業見込みの者を含む )
⑵ 中等教育学校の前期課程を修了した者(令和5年3月修了見込みの者を含む )
⑶ 中学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められた者(学校教育法施行規則第95条)

志望学科の選択方法

第3志望まで選択できますが、第2、第3志望を志望しない場合は出願時に「志望しない」を選択すること。
また、推薦選抜の志望学科と学力選抜の第1志望学科はそれぞれ関係なく選ぶことができます

学力選抜の評価方法

調査書/学力検査
理科・英語・数学・国語・社会の5科目(解答はマークシート方式)
学力検査の配点は次のとおりです。

科目 理科 英語 数学 国語 社会 合計
配点 100点 100点×1.5 100点×1.5 100点 100点 600点満点
令和5年度|明石高専|学力選抜配点

学力検査(600点満点)
調査書点(270点満点)
1年生:9教科(国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、外国語)×5段階(1~5)×0.25= 11.25点
2年生:9教科(国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、外国語)×5段階(1~5)×0.25= 11.25点
3年生:9教科(国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、外国語)×5段階(1~5)×5.5 =247.5
合計870点満点

明石高専の帰国生徒特別入試の選抜方法

出願資格の要約

外国において教育を受けた者 (海外在住期間が中学校に相当する課程において通算して2年以上の者で、令和3年4 月以降の帰国者)で、次のいずれかに該当する者とします。
 ⑴ 中学校又は義務教育学校を卒業した者(令和5年3月卒業見込みの者を含む)
 ⑵ 中等教育学校の前期課程を修了した者(令和5年3月修了見込みの者を含む)
 ⑶ 文部科学大臣が中学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課 (学校教育法施行規則第95条第2号)を修了した者(令和5年3月修了見込みの者を含む)
 ⑷ 外国において、学校教育における9年の課程(日本における通常の課程による学校教育の期間を含 む)を修了した者(令和5年3月修了見込みの者を含む)
※明石高専では特に英語が得意な生徒を望んでいます

志望学科の選択方法

第3志望まで選択できますが、第2、第3志望を志望しない場合は出願時に「志望しない」を選択すること。
また、推薦選抜の志望学科と帰国生徒特別選抜の第1志望学科はそれぞれ関係なく選ぶことができます。

帰国子女特別選抜の評価方法

調査書/作文/面接/調査書等
① 学力検査
 理科・英語・数学の3科目(解答はマークシート方式)
 学力検査の配点は次のとおりです。

科目 理科 英語 数学 合計
配点 100点 100点 100点 300点満点
令和5年度|明石高専|帰国生徒特別選抜の学力検査配点

② 作文
 当日与えられたテーマについて、日本語で自分の意見をまとめる。
③ 面接
 個人面接とし、一人につき10分程度、日本語で行います。

明石高専と一般的な高専の入試制度の違いまとめ

  • 推薦出願資格に中学での評定制限等が全くないため、推薦選抜を受けやすい。
  • 推薦選抜では面接がなく、グループワークというものがある。
  • 推薦選抜の配点は調査書が重要視される。
  • 推薦選抜の第1志望学科と、不合格で学力選抜を受ける場合の第1志望は違っていてもいい。
  • 学力選抜では英語と数学に傾斜配点がありそれぞれ1.5倍される。
  • 帰国生徒特別選抜では社会、国語のテストがなく、作文と面接がある。

明石高専の入学者数及び入試倍率

学科名 募集人員 志願者
(内推薦)
合格者
(内推薦)
倍率
(志望者/募集人員)
機械⼯学科 40 63
(53)
40
(21)
1.6
電気情報⼯学科 40 66
(52)
42
(21)
1.7
都市システム工学科 40 39
(36)
42
(21)
1.0
建築学科 40 81
(73)
42
(21)
2.0
合 計 160 249
(214)
166
(84)
1.6
令和4年度|明石高専|入試倍率

※合格者には、第二志望及び第三志望の者を含む。
※令和4年度の帰国生徒特別選抜では志願者2名で、合格者2名でした。

明石高専学力選抜合格者の最低点

令和4年度学力選抜合格者の学科別最低点

 学科名 最低点
機械⼯学科 470.5
電気情報⼯学科 489.5
都市システム工学科 449.5
建築学科 464.0
令和4年度|明石高専|学力選抜合格者の最低点

※600点満点、調査書点は含まれていません。

明石高専の入試問題と受験対策方法

明石高専と偏差値が近い高専

  • 久留米高専(偏差値:68)
  • 徳山高専 (偏差値:68)
  • 大分高専(偏差値:67)
  • 熊本高専(偏差値:67)

明石高専と偏差値が近い公立高校

  • 兵庫高校 普通科(偏差値:70)
  • 明石北高校 自然科学科(偏差値:69)
  • 小野高校 科学探求科(偏差値:69)
  • 姫路西高校 普通科(偏差値:69)

明石高専と偏差値が近い私立・国立高校

  • 須磨学園高校 普通科Ⅲ類英数系(偏差値:71)私⽴
  • 須磨学園高校 普通科Ⅱ類(偏差値:66)私⽴

明石高専への入試出願方法

WEB出願の場合

出願手続きの詳細、様式は明石高専公式サイト内にあります。

出願書類一覧

出願書類 推薦選抜 学力選抜 帰国生徒特別 留意事項
①写真票  
②推薦書 学校長記入。
③推薦の場合の送り状 学校長記入。
④調査書 学校長記入。
➄検定料 16500円をWEB出願サイトで支払処理。
⑥海外在住状況説明書 出願者記入(推薦受験と帰国生徒特別選抜併せて出願する場合のみ)
⑦住民票 外国籍を有する者のみ。
令和5年度|明石高専|出願書類一覧

明石高専からの大学進学実績

卒業生のうち約70%が進学を希望し、高専の専攻科に入学、または国立大学の3年生に編入します。ほとんどの大学には高専からの編入制度があり、推薦と学力試験によって選抜されますが、高専でよく勉強をしていれば比較的容易に編入できます。試験日が異なるので多くの大学を受験することが可能です。さらに、2年間の専攻科を修了して、大学院へ進学する学生も少なくありません。

明石高専専攻科、長岡技科大学、豊橋技科大、大阪大学、神戸大学、岡山大学、広島大学、九州大学、北海道大学、東北大学、筑波大学、千葉大学、東京大学、福井大学、三重大学、京都大学、徳島大学など。

明石高専からの就職先

高専卒業生の就職は、100%です。多くの企業が明石高専の生徒を求めています。
就職先は、民間企業がほとんどですが、公務員になる卒業生もいます。

(有)ARTWORKS 、(株)イシダ 、(株)イリア、(株)NTTファシリティーズ関西、大阪ガス(株)、(株)大林組、 鹿島クレス(株)、川崎重工業(株)、関西電力(株)、キヤノン(株)、(株)京セラコミュニケーションシステム 、国土防災技術(株) 、コベルコシンワ(株) 、(株)駒井ハルテック 、五洋建設(株) 、沢井製薬(株)、ジャパンマリンユナイテッド(株) 、須賀工業(株) 、(株)千石 、(株)創英設計 、大和ハウス工業(株) 、(株)竹中工務店 、(株)田代工務店 、(株)ディー・エヌ・エー 、(株)デンソー 、東亜道路工業(株) 、東海旅客鉄道(株) 、東急建設(株) 、東芝エレベータ(株) 、日本電産マシンツール(株) 、阪急設計コンサルタント(株)、阪急阪神不動産(株) 、三菱重工業(株) 、(株)明治 、(株)USEN-NEXT HOLDINGS 、(株)レールテック 、国土交通省 近畿地方整備局 、(独)水資源機構 、兵庫県庁 、明石市役所 、小野市役所 、神戸市役所 、高砂市役所 、阪神水道企業団 、(地独)神戸市民病院機構 など。

明石高専の入学料・受験料・奨学金制度

主な学費

 入学に必要な諸経費(令和5年度予定額)は、おおよそ次のとおりです。
保護者の所得に応じて、1~3年生は高等学校等就学支援金、4・5年生、専攻科生は高等教育の修学支援制度による授業料減免および給付奨学金が支給される場合があります

入学料   84,600円
授業料 前期分 117,300円
学生会入会金   2,000円
学生会費 前期分 2,400円
後援会入会金   15,000円
後援会費 年額 26,000円
教科書代 学科により異なる 約28,000~50,000円
製図器具 学科により異なる 約15,000~60,000円
関数電卓   約5,000円
実習服   約11,000円
運動服(冬用)   約10,000円
運動服(夏用)   約6,000円
体育館シューズ   約4,000円
柔道衣 男子のみ 約7,000円
令和5年度|明石高専|入学後の諸経費

受験料について

 推薦による選抜16,500円

 学力検査による選抜16,500円

 別途振込手数料等がかかります。

 推薦による選抜に不合格になった場合の一般入試時の受験料の取り扱い
 「推薦による選抜」の結果、合格内定とならなかった者は、「学力検査による選抜」を受けることができ、その場合、再度出願や検定料を納める必要はありません。受験票は「推薦による選抜」のものを引き続き使用します。帰国生徒特別選抜も同様です。

就学支援金について

(1)入学料・授業料減免制度

(2)高等学校等就学支援金制度

(3)奨学金制度などがあります。

高等学校等就学支援金制度 とは、家庭の状況にかかわらず、全ての意思のある高校生等が安心して勉学に打ち込める社会を作るため、国の費用により、生徒の授業料に充てる高等学校等 就学支援金を支給し、家庭の教育費負担を軽減するものです。 国立高等専門学校(第1学年~第3学年)の学生で定められた所得判定基準(年収910万円程度)未満の世帯が就学支援金支給の対象となり、月額 9,900円(年額118,800円)が支給されます。支給期間は、原則として通算36月です。なお、保護者等(学生の親権者等)の所得に応じて就学支援金の加算または、未支給となることがあります。

第4・5学年では、「大学等における修学の支援に関する法律」の公布・施行により、令和2年度以降、大学等の高等教育機関に入学する学生を対象として、家計基準・学力基準の条件を満たす方は、授業料の減免措置に加え、日本学生支援機構の給付型奨学金(原則返還不要)の支給を受けることができます(高等教育の修学 支援新制度)。本校はこれらの支援を行う対象機関として認定されました。また、経済的理由により、授業料の納付が困難であり、且つ、学業優秀と認められる者、又は風水害等による災害を受け納付が 困難と認められる者には、本人の願い出により選考の上、授業料の全額若しくは半額を免除し、又は その徴収を猶予する制度があります

また、日本学生支援機構の奨学金制度では、高等専門学校進学前に予約採用候補者を募集しています。予約採用については在学する中学校へお問い合わせください。

明石高専の受験会場

  〒674―8501  兵庫県明石市魚住町西岡679―3 明石工業高等専門学校

推薦選抜、帰国生徒特別選抜は本校での受験。学力選抜は本校および最寄り地等受験制度より全国の高専で受験できます。

明石高専のオープンキャンパス情報

2022年度のオープンキャンパス、学科体験講座、学校説明会などは7月から8月に6回行われました。
2022年7月21~27日までの希望する1日を選んでの学校見学会が行われました。
2022年10月8日(土)に中3対象の入試相談会が行われました。
2022年10月、11月に姫路市や三田市そして本校で中3対象の入試説明会が行われました。

明石高専受験生からのよくある質問

Q.寮費について教えてください。
  寮にかかる費用
  寮にかかる費用はおおよそ次のとおりです

寄宿料 月額 1人部屋800円/2人部屋700円
入寮費   3,000円
光熱水料 月額 12,500円
食費 月額 約36,000円
寮生会費 年額 1,200円
令和5年度|明石高専|寮費

Q.特徴的な授業はありますか?
本校はアクティブラーニングに積極的に取り組んでいます。入学後、1年生全員向けに「アクティブラーニング入門」の授業が行われます。高専での授業の学び方、さらにはこれから自分で様々なことを学んでいくための、「学び方を学ぶ」授業です。加えて、グループで学んだりグループで課題をこなすための方法も学ぶ授業となっています。その授業を受け、2年生から行われる「Co⁺work」(コ・プラスワーク)という授業は、特に、大変優れた取り組みとして評価されており、毎年、日本全国のほか海外からも、多くの教育関係者が視察に訪れるほどです。この授業は、2〜4年生の3学年の全学科、合計12学級の合同授業で、学年学科が入り交じった10名前後の学生が一つのグループになって1年間活動をします。グループごとに自分たちでテーマを決めて、計画・実行し、成果をまとめるプロジェクト学習型授業です。スーパーサイエンスハイスクールなどの探求活動では、自分自身でテーマを選んで、調査研究を進めていくことで、思考力・判断力・表現力の育成が図られます。また、探求活動は教科学習や大学受験勉強にも役立つとされています。探求活動が個人の活動であることと比較すると、本校の「Co⁺work」はグループの活動であること、しかもそれが3学年にまたがることが最大の特徴です。また、扱うテーマが社会的問題の解決のほか、地域社会や幼児・児童・生徒・高齢者に役立つことを目指したものであること、教育目的として協働力の育成を最も重視していることなどが特徴です。つまり、どのような知識を得るかではなく、自分の知識・スキル・能力をチームや社会に役立てる方法を、さまざまな人々との活動を通じて実践的・体験的に学ぶことが、この授業のねらいです。知識をもっていることは必要なことですが、社会で活躍するためには協働力を中心とした人間関係の能力が最も重要なことだからです。

Q.留年は多いですか?
本校では90%以上の学生が5年で卒業していきます。登校して授業を受ける、課題を期限内に提出する、少なくとも定期試験期間は勉強するといった学生として最低限のことができていれば、留年の心配をする必要はありません。また、成績不振者には学力補充指導を行っています。

Q.専門分野に興味を失ってしまった場合、進路変更はできますか?
別の分野に興味関心が移ってしまった場合のほか、残念ながら、専門分野への適性に自信を失ったり、本校の校風に合わなかったりして、途中退学する人もいます。3年生を修了していると大学・短大・専門学校を受験する資格が得られます。1年生または2年生修了で進路変更する場合は、他校への転学や、高等学校卒業程度認定試験を受けて大学等へ進学する道があります。また、本校には1年生修了時と2年生修了時に別の学科へ移籍することができる制度があります。ただし、勉強していない専門の基礎を自分自身で習得する必要があるため、成績が中位以上という条件があります。この制度を利用する学生は数年にひとりくらいの割合です。5年生で卒業すると大学へ編入することができますが、編入先は所属学科の関連分野に限定されているわけではありません。理学部・農学部などの理系学部のほか、経済学部などの文系学部へ編入学することも可能です。

Q.国際交流の機会はありますか?
本校はグローバル高専として、全国高専のグローバル教育を牽引する役割を担っており、先駆的事業を展開しています。本校におけるグローバル教育には、次の三つの柱があります。
(1) 学生の海外派遣
夏休みと春休みに海外研修を実施しており、各期に数十名の学生が参加しています。語学を活かし、高校や大学で学ぶ短期留学、企業などでのインターンシップ、海外の学生と協働するボランティア活動など、さまざまなプログラムが開設されています。さらに、令和3年度からは、2年生で1年間フィリピンの高校へ留学できる制度が始まる予定です。本校を卒業して所定の成績条件を満たせば、海外の大学に編入できる協定を、英国1大学、豪州2大学と締結しており、既に数名がこれらの大学に編入しています。
(2) 海外からの留学生・研修生の受け入れと国際交流
30年以上前から、3年生に海外からの留学生を受け入れており、毎年数名の留学生が編入してきます。また、令和元年度からは、1年生に入学するタイからの留学生も受け入れています。さらに、短期留学生(研修生)として数週間から数ヶ月間だけ本校に在籍する学生も毎年60名から80名くらいになります。短期留学生の学習や生活の支援をしたり、国際交流をしたりする学生団体SA(Student Ambassadors)があり、40名以上の本校学生が参加しています。この団体を中心に、日帰り旅行(京都・奈良・神戸・姫路など)や日本文化を体験するイベントなどの国際交流を行っています。
(3) 異文化理解教育
1年生に「グローバルスタディーズ入門」という科目を開設しており、世界情勢、宗教、歴史、民族問題など、さまざまな視点から現代社会が直面している問題について理解を深めます。また、海外の高校・大学教員等を招聘し、バイリンガル授業のほか、さまざまなテーマで特別講演会を実施しています。語学教育としては、米国出身の常勤教員が英会話の授業を担当しているほか、民間企業が運営しているオンライン英会話講座も受講することができます。

Q.入学試験について説明してください。
入学試験は、毎年1月~2月に実施し、「推薦選抜」、「学力選抜」および「帰国生徒特別選抜」の三つの方法で行います。ただし、「学力選抜」と「帰国生徒特別選抜」の両方に出願することはできません。 「推薦選抜」は、在籍中学校等の長から推薦された者を対象に、調査書およびグループワークを総合して行います。志望できる学科は1学科で、募集人員は各学科定員の50%程度です。 「学力選抜」は、学力検査(理科、英語、数学、国語、社会)および調査書を総合して行います。学力検査問題には全国高専の共通問題を使用しますが、本校では英語と数学の2教科に重みをかけて、それらの配点を150点、他の3教科を100点としています。志望できる学科は第1志望から第3志望までの3学科で、募集人員は各学科定員の50%程度です。 「帰国生徒特別選抜」は、学力検査(理科、英語、数学)、作文、面接および調査書等を総合して行います。学力検査問題には全国高専共通問題を使用し、配点は各教科とも100点です。志望できる学科は第1志望から第3志望までの3学科で、募集人員は各学科とも若干名です。 「推薦選抜」出願時に「学力選抜」または「帰国生徒特別選抜」を併せて出願していた場合は、「推薦選抜」で合格とならなかった場合も、新たな手続きをすることなく「学力選抜」または「帰国生徒特別選抜」を受験できます。 また、「学力選抜」または「帰国生徒特別選抜」の志望学科は、「推薦選抜」の志望学科と関係なく選ぶことができます。

Q.兵庫県以外の人も受験できますか?
本校は国立の学校なので、在学中・卒業の中学校または義務教育学校の所在地には制限はありません。どこの都道府県の方でも、また海外の日本人学校等の方でも受験可能です。また、合否判定における調査書の扱いについても、所在地による差はありません。在学生における兵庫県出身者の割合は約85%で、県外では、近畿地区のほか、北海道や九州・沖縄地区など、全国各地から入学していただいています。

Q.推薦選抜における推薦基準(出願資格)を教えてください。
本校推薦選抜における推薦基準(出願資格)は,次の通りです。 中学校または義務教育学校(学校教育法施行規則第95条第2項に規定する文部科学大臣が中学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設を含む)卒業見込みの者(中等教育学校の前期課程を修了見込みの者を含む)で、次の要件を満たし中学校等の長の推薦を得た者
(1) 学業・人物ともに優秀である者
(2) 当該学科への志望理由が明白・適切で,志望学科に対し適性・関心を有する者
他の高専や高校では、調査書評定値が何点以上というような基準がある場合もありますが、本校ではそのような数値基準は全くありません。調査書評定値が何点でも出願していただくことは可能です。また、評定値によって検査当日のグループワークが受検できないということもありません。

Q.公立高校との併願は可能ですか?
兵庫県では、一般入試でも、高専および公立高校の合格者はその学校へ入学することが通例です。本校でもそのように考えて、入学予定者数よりも合格者数を多めにしておくといったことはしていません。しかしながら、本校では兵庫県外からの受験者も多くいて、都道府県によって入試日程はさまざまです。このため本校では、「学力選抜」「帰国生徒特別選抜」の各合格者に対して、入学確約書の提出を求めています。提出期限までに提出いただけなかった場合は、入学の意思がないものとして取り扱います。実際上は、合格発表後に入学辞退される方はほとんどなく、5年から10年にひとりくらいの割合です。

コース案内
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高専受験生
高専を目指す中学生向けに
高専入試対策コースや
高専模試、短期講習など
様々な学習コースをご用意しています。
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現役高専生
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大学編入対策コースや
定期試験対策コースなど
様々な学習コースをご用意しています。