A.結論
A. 高専には普通の高校にある運動部・文化部がそろっているだけでなく、“技術系・ものづくり系”など高専ならではの部活動も充実していて、生徒の興味や個性に応じて選べる幅が大きいです。
主な種類と特徴
一般的な部活動
運動部
サッカー部、バスケットボール部、陸上競技部、バドミントン、剣道、卓球、水泳など、運動部が多数あります。多くの高専で設置されていて、部員数・活動頻度は学校によって差があります。
文化部
文化系では、吹奏楽、軽音楽、美術、写真、書道、ESS(英語スピーチ・ディベート)など、教養的または趣味的な活動もあります。
高専ならではの部活動
ロボット研究部、ソーラーボート部、ドローン研究、マイコン部、3Dデザイン・機械システム研究部など、技術・ものづくりに直結する部活が豊富です。
“鳥人間航空研究部” のような特殊な部活もあれば、例えばヨット部・カッター部など、商船学科など海や航海に関する特色ある部活がある学校もあります。
ライターの一言
高専の部活動には、野球やサッカー、バレー、茶道部や合唱部といった一般的な体育系・文化系のクラブに加えて、ロボット研究やドローン部、ソーラーボート部など“高専らしいものづくり・技術系部活”がしっかりそろっているのが特徴です。部費や活動時間などは校則や設備などによって異なりますが、兼部可能・自由参加がしやすい部活動が多く、生徒のライフスタイルに合わせて無理なく活動できます。
部活を通じて得られるチームワーク・技術経験・達成感は、高専生活をより充実させる大きな要素となるでしょう。
私が高専に入って真っ先に感じたのは、「部活動の自由度の高さ」です。中学・高校と違って“部活は強制”という感じではなく、「やりたい部活を選んで、できる範囲で頑張る」というスタンスが許されているところが、自分にはとても合っていました。もしあなたが高専を選ぶなら、部活動は「自分がやりたいこと」だけでなく「どれくらい参加できるか」も基準にして選ぶと後悔が少ないと思います。
無理のない範囲で楽しみながら頑張りましょう!
ライター情報
仙台高専マテリアル環境コースを卒業。
ニックネーム:nao
研究室では化学を専攻。コガネムシの研究をしていました。
趣味は野球観戦。楽天イーグルスを応援している仙台っ子です。
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