在学中に取る、高専生におススメな資格は!?

高専に入学すると、資格を取得する学生が増えてきます。高専生は一体どのような資格を取得するのでしょうか。また、資格を取得すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
本記事では、高専における資格事情について紹介します!

おススメの資格・検定6選!✨

高専生に人気な資格は一体何なのでしょうか??ここでは大きく分けて6つ紹介します!

危険物取扱者試験

まず1つ目に、危険物取扱者試験です。この資格は、化学や工業に関する知識を証明する国家資格で、主に化学・生物・材料系の学科の学生が取得する資格です。この資格を取得することで、さまざまなメリットがあります。まず、就職や進学で有利になる点が挙げられます。化学メーカー、製造業、石油・ガス関連企業、電力会社などの業界では、危険物取扱者資格を持っていることで、就職活動の際に大きな武器になります。社会人になってからも資格を持っていることで資格手当がつく場合があります。
 また、大学編入や推薦入試でもアピールポイントになるため、進学を考えている高専生にもおすすめです。高専の実験や卒業研究で薬品を扱う際に、安全管理の知識が役立ちます。

電気工事士

高専生に人気な資格の1つが電気工事士の資格です。電気・機械系の学生が取得することが多いです。中でも第二種電気工事士試験を受験することが多いです。試験内容は学力試験と技能試験の2つがあります。合格率は学力試験が60%、技能試験が70%と他の資格試験に比べて合格率が高くハードルがそこまで高くない資格試験と言えます。
技能試験では、電気回路を自分で組んだりする試験が出題されます。
自宅で技能試験を対策することはなかなか難しいですが、高専ではその対策もできます。中には、技能試験の対策を手伝ってくれる先生もいます。高専の環境をフル活用して、資格試験頑張りましょう!
第二種電気工事士の資格を取得すると自宅のコンセントや天井灯を増設したり移設したりすることができるようになります。自宅の電気工事ができるようになる資格です。

DIYなどが好きな方にはとてもおススメな資格です!

TOEIC L&R

続いてはTOEICです。国際コミュニケーション英語能力テスト(Test of English for International Communication:TOEIC)とは、英語によるコミュニケーションとビジネス能力を検定するための試験です。中でもTOEIC L&R(Listening&Reading)は高専でも受験する資格試験です。

英検とは異なり、世界共通の英語試験のためTOEIC L&Rスコアが就職や進学など様々な場面で役立ちます。TOEIC L&Rのスコアは多くの企業で評価される指標となっています。高いスコアを持っていれば、英語を使う業務に対してアピールすることができ、就職活動で有利になること間違いなしです。また、高専にも依りますが、TOEIC L&Rスコアによって高専では単位に振り替えることもできるので早い段階でTOEIC L&Rの勉強をすることを勧めます!

まずはスコア600点を目指しましょう!!

技術英検

技術英検は、技術者や工業分野で必要とされる英語力を測る資格です。技術英語能力検定、技術英検と呼ばれる検定です。特に技術英検3級は取得しやすい資格です。
全体の60%の点数をとることができれば合格です。
出題は中学3年〜高校低学年程度の内容なので難易度としてはそこまで高くないです。
3級を取得できれば1単位取得することができるので高専生にはおススメな検定試験です。

色彩検定

同じ検定試験ですが、色彩検定も取得する学生が多いです。色彩検定は、色に関する知識やその使い方について学ぶ資格試験です。色彩は視覚的な印象に大きな影響を与えるため、色彩のセンスはプロジェクトや製品の魅力を引き出す上で非常に重要です。
特にデザインや商品開発、製造業などの分野で活かせるスキルを身につけることができます。
おおよそ70%正答していれば合格できる検定試験です。色彩検定の中でも3級が取得しやすいです。
色に関する検定なので、Webデザインをする学生や建築学生にとてもおススメな資格です。
こちらも単位に繋がる検定試験です。

宅地建物取引士

宅地建物取引士、いわゆる宅建と言われる資格です。
メインが建築学科の学生対象の資格になってしまいますが、宅建も取得できます。
合格率は16%と決して簡単な資格ではないですが、試験の内容が建築学科の授業内容と重複していることもあり、日々の勉強内容を活かすことができます。また、宅建は国家資格です。そのためこの資格を取得しているだけで就職活動や編入試験の面接など多くの場面でかなり強みになります。建築学科に所属している学生にはおススメな資格です。

資格を取るメリットは?

資格を取得するとどんなメリットがあるのでしょうか??
実は様々な場面で役に立ちます。

単位になる

まず、資格試験は単位になります。(なんでも単位になるわけではない)
仙台高専では、外部単位として8つまで認められています。1つの科目が2単位だとすると、4科目分を外部単位で補うことができます。4科目と聞くと大したことないと感じる方もいると思いますが、4科目分の試験がなくなると考えればかなり大きいです。余裕をもって高専生活を過ごすことができるので、早いうちに外部単位を取得することをおススメします。

進学や就職の強みになる

資格を取得しているのはやはり大きな強みになります。

TOEIC L&Rのスコアは大学の編入試験で求められます。英語の試験の代わりにTOEIC L&Rのスコアが利用されます。北海道大学工学部の場合、スコア600点が80点の換算になります。
多くの大学でTOEIC L&Rのスコアの提示が求められるので、早い段階からTOEIC L&Rの勉強を進めましょう。
また、宅建のような国家資格を持っている人と持っていない人とでは印象が全く異なるでしょう。
就職後に資格の勉強をすることもあるようなので在学中に取得できるものは取得できるよう頑張りましょう!進学・就職の際の強みとなるものをなるべく多く持っておきましょう!

特定のアルバイトでは時給がアップする

実は、資格を所持しているだけで時給がアップするアルバイトが存在します。
定番なのは、ガソリンスタンドのアルバイトです。危険物取扱者乙種第4類(乙4)を取得していると、ガソリン、灯油、軽油、重油など、特定の危険物の取扱いと定期点検ができます。危険物であるガソリンを扱うためには、乙4所持者の立ち会いが必要です。そのため、危険物取扱者乙種第4類(乙4)を取得している方は重宝され、時給が資格を持っていない方よりも高くなります。

高専の勉強が資格試験の対策に直結する?

各資格の項でも説明しましたが、危険物取扱者や電気工事士、宅地建物取引士などの資格試験は高専の授業で習う内容と部分的に被っていることがあります。そのため、資格試験勉強に直結することがたびたびあります。
日々の授業からコツコツ勉強頑張りましょう!

まとめ

本記事では、高専生におススメな資格試験の紹介をしました。資格試験の勉強はそこそこ大変ですが、将来の就職活動や進学時のアピールポイントとなり、高専では外部単位になります。
社会に出たときの選択肢を増やすためにも資格試験の勉強頑張ってみてください!
もしまだ受験を迷っているなら、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ライター情報

仙台高専マテリアル環境コースに在学。
ニックネーム:nao
研究室では化学を専攻。コガネムシの研究をしています。
趣味は野球観戦。楽天イーグルスを応援している仙台っ子です。

\新中3生向け!/