高専の先生は教授や准教授が多い?高専の教員ってどんな人?

はじめに

 高専の先生は恐い?冷たい?普通の高校の先生とは何が違う?

 このブログでは、高専の先生について深堀し、そんな疑問を解決していきます。高専の先生ってどんな人かなと不安に思っている方はぜひ読んでみてください!

ほとんどが博士号を持った教授や准教授

 高専の先生になるには、ほとんどの場合、博士号を持っている必要があります。そのため、多くは教授や准教授で、高専以外で大学で授業を持っている先生もいます。

 専門科目の先生だけでなく、一般教科の先生も同じように、ほとんどが博士号を持つ教授や准教授の先生です。

 高専の先生になるために教員免許は不要です。高専の先生と普通の高校の先生の最も大きな違いは教員免許のあるなし、博士号のあるなしだと思います。

 ある分野の専門家といえる人たちから教えを受けられるという点が高専の強みの一つです。授業は教科書に沿いつつも、教員の個性が強く表れており、研究者ならではの視点から教えてもらえます。

 また、高専の先生は研究者でもあるので、研究活動と並行して学生に授業をされています。そのため、高専には職員室というものがなく、先生それぞれに「研究室」が存在します。先生は授業がない間、研究室で論文を書くなどの研究活動をされています。

先生とどんな交流がある?

①担任の先生

 高専にも普通の高校と同じように、各クラスに担任の先生が一人います。週に一回ホームルームがあり、伝達事項などを確認する時間があります。

 また、二者面談や三者面談もあります。高学年になってくると、担任の先生に進路の相談もします。優しく面白い先生が多く、お話していてとても楽しいので、私は二者面談が大好きです!

 低学年では一般科目を担当する先生が担任であることが多く、高学年になると、各学科の専門科目を担当する先生が担任になります。そのため、進路相談で困ることはなく、役立つ情報を教えてもらえることもあります。

 担任の先生との関わりは、普通高校と似ているのではないでしょうか?

②研究室配属

 学生は5年生の約1年間、研究室に配属し、卒業研究を行います。配属する研究室によって、卒業研究のテーマや研究の方針も全く異なるので研究室選びは非常に重要です。5年生になると授業数はぐんと減り、一日の大半を研究室で過ごします。所属先の先生とは、どのような研究を行うかを相談したり、研究に行き詰った時に相談したりするなど、1年間深い関わりを持つことになります。

 その研究室の研究分野に興味があるかどうかに加えて、研究室の先生が相談に親身になってくれるか、相性がいいかは非常に重要になってきます。中には放任主義な先生や、一日の中で長時間研究室にいなければいけない先生などもいるため、情報収集をしっかりしておきましょう。

③部活動の顧問の先生

 一般的な高校と同じように、各部活動に顧問の先生がいます。全国優勝を目指すような部活を除き、顧問の先生は活動時間中に見回りに来られるくらいで、つきっきりで指導することはほとんどありません。部活動は、高専生活で他学科の先生と関わることのできる貴重な機会です。

個性豊かな授業を紹介!

 高専の授業全般で、普通高校と異なるのは、先生が授業態度について指導することが滅多にない点です。成績にも授業態度は含まれません。すべてが自己責任です。意欲のある学生には、先生方はとことん質問や分からないところに向き合ってくれます

 また、高専では受験に向けて応用問題の演習を行う必要は特にありません。どの授業でも、原理や理屈を理解することに重きが置かれています。先生方は全員その専門分野の研究者なので、授業がおもしろく、わかりやすいです。

 ここからは個人的に個性豊かだなと感じた先生の授業を3つ紹介します。

①生物(一般科目)の先生

 これまでの高専生活中で最も個性の強い授業をしてくれた先生です。授業のたびに、大きいものから小さいものまで、何らかの植物を持ってきてクイズしてくれる先生でした。このクイズはとても難しく、最後まで一度も正解できませんでした。個性の強い授業で、この先生の授業内容はいまだにしっかり覚えています。

②化学(1年生の専門科目)の先生

 1年生の一番最初の専門科目の先生でした。イントロダクションで話された、「化学は恋愛に似てる。誰かと誰かはくっつきやすくて、誰かと誰かはくっつきにくい。誰かとくっついていたのを、誰かが奪ったりもする。」という話が私は大好きです。この先生の授業はわかりやすく、化学の基礎が培われたと思います。授業中にマイクが回されて、授業に関する先生の質問に順に答えていくのですが、間違えないようにしないと!といつも緊張していたのを覚えています。どの授業よりも集中して聞いていました。

③化学特論の先生

 有機化学の基礎を教えていただいた先生です。小さいころから化学図録が大好きだったそうで、授業を受けていて、化学大好き!という気持ちがとにかく伝わってきます。「こういう構造のものは爆発しやすい」、「この物質は実は〇〇に利用されている」、「教科書には載ってないけど、この反応の背景にはこういう法則がある」というように、補足されるちょっとした話や知識がとても興味深く、この授業がいつも楽しみでした。

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まとめ

 高専の先生が、各専門分野のスペシャリストであり、個性が強い人が多いことがわかってもらえたかと思います。想像していたよりずっと先生との関わりはたくさんあり、楽しい学校生活を送ることができます。興味のある方はぜひ一度体験入学などに参加してみてください!

ライター情報

[出身高専 学科] 奈良高専 物質化学工学科
[氏名・ニックネーム] K 
[自己紹介] 高専の魅力が少しでも伝わればと思いブログを執筆しています。

\前回は750名以上が挑戦!/