
はじめに
ゴールデンウィークが明ける5月や6月の時期は、高専の授業スピードやレポートの多さに圧倒され、気分が落ち込んでしまう高専生が増えやすくなります。この記事では、高専でメンタルを病んで退学してしまう人の特徴や原因、側から見ているだけでは気づけない内面の葛藤、そして心が苦しくなったときに今すぐ実践できる具体的な対処法を分かりやすく解説します。
高専入学後に病んで退学してしまう人の4つの特徴
高専を途中で辞めてしまう学生には、いくつかの共通する傾向が見られます。まずは、どのような理由やきっかけで退学を選んでしまうのか、代表的な4つの特徴を詳しく見ていきましょう。
特徴①:クラスや周囲の中で孤立してしまった
高専で1人ぼっちになってしまうと、学校生活の中で非常に大きな孤独感に襲われます。孤立する原因は本人の性格だけではなく、クラスの雰囲気とのミスマッチなど様々です。しかし、周囲に本音を話せる友達がいない状態が続くと、精神的にとてもきつい状況になってしまいます。
特徴②:完璧主義で理想が高く動けなくなった
真面目で完璧主義な人ほど、理想と現実のギャップに悩みやすいです。高専では、高学年になるにつれてレポートや定期試験の提出物が一気に増える時期があります。その際、すべてを完璧にこなそうとするあまり、途中で限界を迎えてプツンと糸が切れてしまい、学校に来られなくなることがあります。
特徴③:周りの人や先生に助けを求められない
課題や勉強が遅れていても、他人に「助けて」と言えない学生は赤信号です。誰かに協力してもらえば少し楽になることでも、自分の中にすべてを溜め込んでしまいます。相談さえすれば先生や周囲の人は見捨てませんが、それができないと負のループに陥ってしまいます。
特徴④:他にやりたいポジティブな目標ができた
これまでの3つとは異なり、前向きな理由で辞める人もいます。例えば音楽を本格的にやりたい、別の進路へ進みたいなど、他に熱中できるものが見つかった場合です。進む方向が未来に向いているため、このパターンの退学は決して悪いことではありません。

高専生活で心が苦しくなったときの脳内切り替え法
現時点で「高専生活が苦しい」「本当にこの学校で良かったのかな」と悩んでいるなら、まずは脳内の考え方を切り替えてみてください。
しんどいと感じるのは、あなたの能力が低いからではなく、気圧の変化や時期のせいです。あなたのせいではないことももちろんあり得ます。
また、専門科目が合わないから辞めたいと決めるのもまだ早いです。1年生の段階では専門の学びは始まったばかりで、ほぼ一般科目がメインです。まずは目の前の生活リズムを整えることに集中し、心が落ち着くのを待ちましょう。
どん底から抜け出すために今すぐできる3つの対処法
心が病んでしまう前に、行動を少しだけ変えてみることが大切です。メンタルを安定させるために、今すぐ実践できる具体的な対処法を3つご紹介します。
対処法①:部活や同好会など別のコミュニティに入る
クラスの中で友達ができなくても、全く気にする必要はありません。高専には部活や同好会がたくさんあります。同じクラス以外にも、あなたの好きなことや共通の趣味を持つ先輩・他学科の同級生が必ず学内にいるので、別の居場所を作ってみましょう。
対処法②:理想とのギャップを書き出して整理する
漠然とした不安を抱えたまま、頭の中だけで悩み続けて何も進まない状態が、1番メンタルに悪影響を与えます。まずは自分が何に悩んでいるのかをノートに書き出したり、SNSの裏アカウントで呟いたりして頭を整理してください。そして、高すぎる目標の手前に「まずはこれだけやる」という小さなゴールを立てて進めましょう。
対処法③:高専の先生や外部の相談窓口を頼る
高専の先生たちは、自分から頼ってきた学生に対しては非常に面倒見が良いです。モヤモヤした状態のままでも構いませんので、完全に辞めると決めてしまう前に相談しましょう。 身近な人に言えない場合は、高専専門の学習塾やネットの相談窓口など、関係が薄い外部の人を頼るのもおすすめです。
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まとめ:悩んだときは1人で抱え込まずに~
高専生活には誰しも気持ちの波があります。苦しいときは、悩みの原因をノートに書き出して細かく分解してみるのがおすすめです。1歩でも行動を起こすことで、今のしんどい状況を変えるきっかけが作れます。どうしても勉強の遅れが不安なときは、高専の土台を固める専門の講座などを活用するのも一つの手です。
よくある質問(FAQ)
Q. 専門科目の授業スピードが早くてついていけず、やめたいと感じています。
A. 高専の授業は進度が早いため、最初は誰でも焦ります。最初から完璧に理解しようとせず、まずは周りの友人や先生、または高専専門の塾を上手に頼ってみてください。
Q. 先生に相談に行くのが緊張します。話がまとまっていなくても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。高専の先生は自分から聞きに来てくれる学生をしっかりサポートしてくれます。モヤモヤした状態のままでも、早めに研究室などを訪ねてみましょう。

ライター情報
仙台高専マテリアル環境コースを卒業。
ニックネーム:nao
研究室では化学を専攻。コガネムシの研究をしていました。
趣味は野球観戦。楽天イーグルスを応援している仙台っ子です。。














