この記事は、
- 高専受験を考えている中学生
- 高専祭に行ってみたい人、日程を知りたい人
- 高専がどんな学校か知りたい人
- 子供が高専受験を考えている保護者様
に向けて書かれています。
高専の文化祭、高専祭とは
高専には、学校祭にあたる「高専祭」というイベントがあります。高校の文化を指します。
高校の文化祭との違いや見どころについてまとめました。
高専と高校の文化祭の違い3点
1. 高専の文化祭は規模が大きい
高校の文化祭と高専祭の違いとして規模の大きさが挙げられます。
ほぼすべての高専は国立であるため、運営の予算が大きいです。そのため、高校と比べてできることの幅が広いです。
以下に例として高専の文化祭の事例を挙げます。
- 高専祭限定で中庭にステージを建てる
- 打ち上げ花火
- 芸人を呼ぶ
- 抽選会の景品が豪華
2. 高専の文化祭の企画は学生
高専は学生の自主性に重きをおいており、イベントの運営にほとんど先生が関わりません。
そのため、高専祭の企画も学生主体であることが多いです。
3. 高専独自の文化祭文化
高専祭の独自の文化祭文化としてコスプレがあります。
なんちゃって制服を着て高校生のコスプレをする人や、アニメのコスプレをする人など、高専祭の雰囲気にテンションが上がりコスプレをする人が結構います。ステージのイベントとして「女装コンテスト」が開催される高専もあります。
高専受験を考えている人が高専祭に行く4つのメリット
1. キャンパスの雰囲気を知れる
高専受験を考える人にとって、高校と高専の雰囲気の違いは特に気になるところだと思います。
オープンキャンパスや入学説明会と違い、高専祭は、イベント真っ只中の生の高専の雰囲気に触れることができるため、高校と高専の雰囲気の違いを知る絶好の機会です。
2. 研究内容について知ることができる
高専祭には学生が考えた企画以外に研究室や各コースの展示があります。主に授業の専門性が高まってきた上級生が案内、解説をしてくれます。
今高専で行われている研究や、各コースの違いなどを所属している高専生と話しながら知ることができます。見るだけ、聞くだけの展示だけでなく体験型の展示も多いため、真面目な内容だと身構えずに積極的に参加してみましょう。
また、高専入学後5年間勉強する内容について知ることができるので、事前にホームページなどで興味のある学科を調べておくと良いです。
3. 学生主体の企画が楽しい
高専祭では、「高専祭を盛り上げよう!」という思いで吹奏楽部や軽音部の発表やステージ発表、出店など、数多くのイベントが現役高専生によって企画されています。
ぜひ、受験の事だけを考えずに高専祭を楽しんでみてください!
4. 先輩と話ができる
実際に高専祭に行った際には、勇気を出して、気になっている学科や部活の先輩と話をすることをおすすめします。高専にはどんな人がいるのか、普段の生活の様子、受験のことについても現役高専生の先輩の目線からアドバイスをもらえると思います!
文化祭当日の注意
高専までの経路を確認しよう!
高専は駅から離れていることが多く、徒歩だと時間がかかってしまう場合があります。
最寄り駅から高専までのシャトルバスが走っている場合もあるので、事前に経路について調べておきましょう。
高専のキャンパスを確認しよう!
高専は学科によってキャンパスが分かれている場合があります。
例えば、仙台高専は名取キャンパスと広瀬キャンパスの2つのキャンパスがあります。
当日それぞれのキャンパスを行き来するシャトルバスが走っている場合もありますが、勉強する内容もキャンパスによって違うので注意しましょう。
友達がいなくてもいこう!
高専に進む人は少ないので、同じ中学校に一緒に高専祭に行ってくれる人がいない事もあると思います。それでも、高専受験を考えている人や興味がある人にとって高専祭はとても良い機会です。
高専入学後の5年間後悔しないためにも、ぜひ、高専祭に来てみてください。
全国高専祭の日程
準備中
まとめ
高専の一大イベント高専祭について知ってもらえたでしょうか。全国的にマイナーな高専について少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
興味が出た方はぜひ、高専祭にお越しください!
ライター情報
現役高専生、わた。仙台高専名取キャンパスⅡ類ロボティクスコース所属。軽音部副部長。趣味はバンド。