
はじめに
高専合格を勝ち取った皆さん、改めまして合格おめでとうございます!いよいよ4月から“高専生”になりますね!
高専合格が決まって、春休みは趣味や好きなことに没頭する、友人と遊ぶなど様々な予定を計画している方が多いと思います。もちろん、ぜひ好きなことや友人と沢山遊んでください!
しかし、高専合格が決まってから高専入学までのおよそ2か月間に遊び惚けてしまうと、今まで培ってきた勉強習慣は一気に崩れてしまい、なかなか勉強のやる気がでない事態になってしまいます。高専合格は、通過点であり高専入学からが本番です。
せっかく受験期間に身に着けた勉強習慣をないものにするのは非常に勿体ないです。その勉強習慣を保ったまま高専に入学してください。
本記事では、高専入学後最高なスタートをきるための予習すべき科目を3つ紹介します!
ぜひ入学前の期間に予習をして余裕をもって高専に入学しましょう!
予習はなぜ必要?
高専入学前にある程度の予習をしておくことをオススメします!
高専は、授業の進むスピードが非常に早いです。座学の授業中に、演習をするというのはかなり少ないです。また、授業中に授業内を完璧に理解することは難しく、予習・復習を通して理解することが多いです。予習をしておくことで、授業で学ぶことが復習となり理解度は格段にアップします。
高専合格した皆さんにはぜひ、常に余裕を持った学校生活を送っていただきたいので、ぜひ予習をしていただきたいです。
春休み期間の約1か月の間に少しでも先取りをして、よいスタートダッシュをきっていただきたいです!
高専合格した後の春休みに予習するべき科目TOP3は??
高専に合格すると、「入学までに何をしておけばいいの?」と気になる人も多いと思います。
もちろん、春休みのうちはしっかり休んで、中学校生活をやり切った自分をねぎらう時間も大切です。
ただ、高専の授業には、最初のつまずきがその後に響きやすい科目もあります。だからこそ、入学前に少しだけ予習しておくだけでも、かなり気持ちに余裕が生まれます。
では、実際に「春休みに優先して触れておくべき科目」は何か。
結論から言うと、3位は英語、2位は物理、1位は数学です。
第3位 英語
英語が3位なのは、高専では意外と早い段階から“積み重ね”が効いてくる科目だからです。
数学や物理ほど「最初の一撃の重さ」はないかもしれませんが、単語・文法・長文読解の基礎が弱いと、じわじわと苦しくなっていきます。さらに、高学年になると英語の教科書だけでなく、専門分野の英文や論文に触れる機会も出てきます。
TOEICなどの資格試験を意識する人も多いため、「高専に入ってから頑張ればいい」と後回しにすると、気づいたときには差がついていることもあります。
春休みのうちに英単語や基本文法を軽く復習しておけば、入学後の授業にも入りやすくなります。
そのため、予習するべき科目として英語は第3位に入ります。
第2位 物理
物理が2位に入るのは、高専に入ってから「急に難しくなった」と感じやすい科目の代表格だからです。
中学校では“理科”の中の一分野として学んでいた内容が、高専ではより本格的になり、数式を使って考える場面が一気に増えます。
特に、速さ・力・電気といった分野は、感覚だけではなく「なぜそうなるのか」を式で理解することが求められるようになります。
そのため、中学理科の力学や電気の基本的な考え方に少し触れておくだけでも、入学後の負担はかなり変わります。数学ほど最優先ではないものの、早めに慣れておくメリットが大きいので、物理は第2位です。
第1位 数学
数学が1位なのは、高専の専門科目を支える土台になる教科だからです。
高専では、1年生の段階から「普通高校より少し速い」と感じる人も多く、学年が上がると数学の内容がそのまま物理や専門科目に直結していきます。
「計算ができるか」だけではなく、式を整理する力や、問題文を数式に落とし込む力が後々かなり重要になります。そのため、春休みの段階で中学校数学の計算や関数、方程式などをしっかり確認しておく価値はとても大きいです。
まずは“完璧”より“つまずかない準備”が大事
とはいえ、春休みのうちから高校内容や高専内容を完璧に先取りする必要はありません。
大事なのは、入学後に「全然わからない…」と最初から苦手意識を持ってしまわないように、土台を少し整えておくことです。
特に、数学・物理・英語は、高専生活の中で「早めに慣れておくと後が楽になる」科目です。
そして、それぞれの科目には「なぜ難しいのか」「どこでつまずきやすいのか」という特徴があります。次のセクションでは、数学・物理・英語がなぜ高専で大変だと言われやすいのかを、もう少し詳しく見ていきます。

なぜその科目の予習をした方がいいの?
第3位:英語
実は英語が苦手な高専生は結構多いですが、高専生活においても重要ですし、卒業後の進路にも関わってくる科目です。例えば、高専から他大学に編入するときや就職するときなど、ほぼ確実にTOEICのスコアを求められます。また、海外に留学したいとなったときにもTOEICスコアは重要になります。TOEICのスコアを伸ばすためには、基礎の英語力が必要になってきます。
英語に関しては、高専ならではの勉強法があるわけではないので一般的な高校範囲の英語文法を予習するのがオススメです!
第2位:物理
物理が苦手で躓く学生がめちゃくちゃ多いです。私が高専1年生だったとき、160人中80人くらいが赤点だったときがありました。笑
高専において物理はとても重要な科目になります。物理の知識は専門科目に影響が出やすく、多くの科目と密接しています。高専の低学年のうちに物理を学び、その後に、物理の内容を理解している体ですぐ専門科目で応用した内容を学びます。
物理の何がそんなに難しい?
物理は入学後力学の分野を学びます。力学の内容は、基本的に数学の知識を使いますが、新しい言葉、数式を文字で表すようになります。内容自体も難しいのに、新しく聞く言葉や文字で解いていくことになるので頭が混乱してしまってなかなか点数が伸びない学生が増えてしまいます。
物理には公式が多くの場面で登場しますが、ただ公式を暗記するのは控えましょう。
基盤となる大事な公式は暗記して、ほかは導き出せるようにすることをおすすめします!
沢山演習して物理に慣れましょう!
難しい科目ではありますが、理解していくと楽しい科目になります!
物理の知識を使う科目
物理の知識を使う科目は沢山あります。
流体力学や材料力学、構造力学、電磁気学も物理の内容を使います。
どの学科でも物理に関する科目はあるので、低学年のうちから基礎をしっかり理解することを意識して取り組みましょう!
第1位:数学
高専では数学の授業がしっかり組み込まれています。数学が苦手だと感じる人もいるかもしれませんが、実は高専での学びや将来のキャリアにおいて、とても重要な科目なのです。
高専で数学が重要な理由って?
数学は高専で学ぶ専門科目の基礎になります。工学や情報、化学といった分野では数学の知識が不可欠です。例えば、電気・電子系なら微分積分やベクトル解析が回路理論や電磁気学に活用されます。機械系では三角関数や微分方程式が力学や材料力学で役立ちます。数学をしっかり理解していると、専門科目もスムーズに学ぶことができるでしょう。また、数学を学ぶことで論理的思考力が鍛えられます。「なぜこうなるのか?」と考える習慣がつくことで、プログラミングや設計、問題解決といった場面でも大いに活かせます。事に役立つだけでなく、論理的な判断力や計画力を養うことにもつながります。
さらに、進学や資格試験にも数学の知識は欠かせません。高専から大学への編入試験では数学が試験科目に含まれていることが多く、基本情報技術者、電気工事士、機械設計技術者などの資格試験でも数学の基礎が問われます。しっかり数学を学んでおくことで、将来の選択肢が広がります。高専で数学を学ぶことは、専門科目の理解を深めるだけでなく、論理的思考や問題解決能力を鍛えるためにも非常に重要です。数学の知識はあなたの将来に直結するものなので、しっかり学び、実践的に活かしていきましょう!
まとめ
本記事では、新高専生が春休み中に行うべき科目トップ3について紹介しました。
春休み中に勉強すべき科目は、数学、物理、英語です。
1年次の基礎をきちんと理解できていれば学年が上がったときの専門科目や応用問題にも対応できます。
早い段階から予習をし、入学はじめから一歩リードした状態で高専入学のスタートを切ろう!!
有意義な高専生活を過ごせることを祈っています。
無料勉強相談って??
「高専に行ってみたいけど、勉強についていけるか心配…」、「受験対策は何から始めればいいの?」と不安に感じている方もいるかもしれません。そんな方のために、高専入試に特化した学習塾・ナレッジスターでは無料の勉強相談を実施しています。高専受験のプロである講師陣が、一人ひとりの状況に合わせてアドバイスしますので、安心してご相談ください。あなたもナレッジスターと一緒に、高専合格への一歩を踏み出してみませんか?きっと夢への道筋が見えてくるはずです!

ライター情報
仙台高専マテリアル環境コースを卒業。
ニックネーム:nao
研究室では化学を専攻。コガネムシの研究をしています。
趣味は野球観戦。楽天イーグルスを応援している仙台っ子です。












