既に志望高専を決めた受験生は知っておかないと後悔するかも…?視野を広げて全国58校を選択肢に入れるべき理由

はじめに

多くの高専受験生は、自分の家の近くにある1つの学校だけを目標にしがちです。しかし、実はその選び方は非常にもったいないかもしれません。全国には58校もの高専があり、視野を広げることで合格のチャンスや入学後のメリットが大きく広がります。この記事では、志望校を1つに絞りすぎず、全国の学校を選択肢に入れるべき5つの理由を分かりやすく解説します。

なぜ1つの高専に絞りすぎてはいけないのか?全国58校の選択肢

高専を目指す受験生のみなさんは、「家から通えるあの高専に行きたい」と真っすぐに目標を決めていることが多いのではないでしょうか。その熱い気持ちはとても素晴らしいものですが、実は1つの学校だけに目を絞ってしまうのはリスクもあります。

なぜなら、日本全国には国立や公立、私立を合わせて全部で58校もの高専が存在しているからです。地元の高専しか知らない場合、そこが不合格なら普通高校に行くしかないと思い込んでしまいがちでしょう。

しかし、高専入試においては県外から受験して入学することは決して珍しくありません。たとえば、京都にある舞鶴高専では、なんと生徒の7割以上が県外からの入学者となっています。このように、全国にあるたくさんの学校がみなさんの選択肢になるという大前提を、まずは知っておいてください。視野を広く持つことで、高専生になって専門的な勉強をしたいという夢を叶えられる可能性が、何倍にも膨らみます。

学科が同じなら勉強内容や卒業後の進路は全国どこでもほぼ変わらない

「別の県の高専に行ったら、学びたいことが学べないのではないか」と不安に思う方もいるかもしれません。しかし、学科さえ同じであれば、全国どの高専でも勉強する内容や卒業後の進路はそこまで大きく変わらないのです。

その背景には、しっかりとした仕組みが存在します。全国の国立高専には「モデルコアカリキュラム」という共通の教育課程の基準が用意されているのをご存じでしょうか。そのため、例えば機械系や電気系の学科であれば、どこの学校に進学しても基礎となる重要な科目はしっかりと一通り学ぶことができます。

また、みなさんが高専の大きな魅力として感じている「就職率100%」や「大学編入のしやすさ」という強力なメリットも、全国のどの高専でも同じように受けることが可能です。ですから、特定の1校だけにこだわりすぎる必要はありません。自分が本当にやりたい専門分野の学科があるなら、全国の他の学校にも目を向けてみる価値は十分にあります!

高専によって入試倍率が大きく違う!共通問題だから併願対策も可能

全国にある高専は、学校によって入学するための難易度や倍率が大きく異なっています。ある高専では倍率が3倍から5倍にもなる激しい競争がある一方で、別の地域の高専では1倍を切って定員割れに近い状態になっていることもあるのです。出口である就職や進学の強さは同じなのに、入り口のハードルがこれほど違うのは驚きですよね。

さらに重要なポイントとして、全国の国立高専の一般入試では、まったく同じ共通の入試問題が使われています。つまり、いまあなたが地元の高専に向けておこなっている受験勉強や過去問の対策は、そのまま全国の他の高専の対策にもなっているということです。

そのため、地元の高専の倍率が高くて合格が厳しそうだと感じたときでも、諦めて普通高校に変える必要はありません。同じ問題で勝負できて、より入りやすい別の高専を併願の選択肢として追加することで、合格の可能性を一気に高めることができます。

デメリットじゃない!県外での寮生活が子供のサバイバル力を育てる

県外の学校を選択肢に入れるとなると、多くの人が心配するのが「実家を離れての寮生活」についてです。中学生のお子さんにとっては寂しさや不安があるでしょうし、保護者の方にとっても体調管理や集団生活がうまくできるか心配になりますよね。

しかし、この寮生活は決してデメリットばかりではありません。実際に寮に入った学生たちの多くは、3ヶ月もすればすっかり環境に慣れて「毎日友達と過ごせて実家より楽しい」と言うようになります。それだけでなく、身の回りのことを自分でおこなう中で、自己管理能力やトラブルを解決する「サバイバル力」が自然と身につくのではないでしょうか。

親元を離れることで、実家に帰ったときに進んでお手伝いをするようになるなど、親への感謝の気持ちに気づくお子さんもたくさんいるようです。可愛い子には旅をさせよ、という言葉がある通り、5年間の寮生活はお子さんを精神的に大きく成長させる素晴らしい経験になるはずですよ。

入りやすい高専で上位を狙え!大学編入や推薦で有利になるメリット

「入りやすい高専に行くと、周りのレベルが低くて自分の実力が伸びないのでは」と心配する声もあります。ですが、実はあえて入りやすい高専を選んで入学することには、進路の上で非常に大きなメリットがあるのをご存じでしょうか。

いちばんのポイントは、入学後に学年で上位の成績をキープしやすくなるという点にあります。高専からの進路として人気のある「大学編入」には推薦制度が存在しますが、この推薦をもらうための最大の条件はクラス内での「成績順位」にほかなりません。

無理をしてギリギリで難関高専に入って下位に沈むよりも、少しハードルの低い高専でトップの成績を維持するほうが、筑波大学や東北大学などの難関国公立大学への編入推薦を勝ち取りやすくなります。この成績順位の重要性は、大学編入だけでなく、2年生でのコース配属や4年生での研究室選び、精度が高く求められる就職のときの「学校推薦」でもまったく同じだと言えるでしょう。校内で高い順位にいることこそが、高専生活を有利に進める最強の武器になります。

一般入試に落ちても諦めない!定員割れ校の2次募集というラストチャンス

もし地元の高専の一般入試を受けて、残念ながら不合格になってしまったとしても、高専生になる夢を諦めるのはまだ早いです。高専の入試には「2次募集」という心強い制度が存在するのをご存じでしょうか。

さきほどお話ししたように、全国には倍率が1倍を下回って定員を満たせなかった高専が毎年いくつか見られます。そうした学校では、通常の入試が終わった後の2月下旬ごろに、もう一度入試をおこなう形になります。ここで諦めずに再チャレンジすれば、見事に高専への切符を手にすることができます。

ただし、このラストチャンスを活かすためには、あらかじめ早い段階から「全国の他の高専も視野に入れておくこと」が絶対に欠かせません。なぜなら、不合格の通知が届いてから2次募集の締め切りまでは1〜2週間しかなく、その短い期間で急に県外への引っ越しを決断するのは非常に難しいからです。心に余裕を持つためにも、いまから視野を広げておきましょう。

全国から自分に合う高専を探すには?情報収集の進め方

では、地元の高専だけでなく、全国にある他の学校の情報をどのように集めていけばよいのでしょうか。

まずは、各高専のホームページを見て、自分が興味のある学科があるかどうかを確認することから始めてみてください。それぞれの学校の倍率の推移や、寮の設備がどうなっているかを調べるのもおすすめです。最近の寮は、1年生の段階から完全に個室が用意されているゆったりとした環境の学校も増えています。

とはいえ、県外の学校のパンフレットを読んだり、遠くまでオープンキャンパスに行ったりするのは時間もお金もかかって大変ですよね。そこで、おすすめの方法として、オンラインを活用したイベントに参加する手が挙げられます。交通費をかけずに、実際の学校の雰囲気を詳しく知ることができる絶好の機会と言えるでしょう。みなさんもぜひ積極的に利用してみることをおすすめします。

自宅から参加できる!ナレッジスターのオンラインオープンキャンパス

全国の高専情報を手軽に集めたい方におすすめなのが、高専入試専門塾のナレッジスターが定期的に開催している「みんなの高専オンラインオープンキャンパス」が有名です。このイベントは、自宅にいながらパソコンやスマートフォンを使い、全国どこからでも無料で参加することができます。

最大の魅力として、全国各地の国立高専に通う現役の先輩たちや、卒業生のみなさんが生配信で登壇してくれる点が挙げられるでしょう。学校が公式に発表する内容とは一味違う、リアルな授業の様子や寮生活の本音、受験期の具体的な勉強法などを詳しく聞くことができます。

顔を出したり声を出したりする必要はなく、チャットを使って先輩たちに直接質問を投げかけることも可能です。ご飯を食べながらリラックスして眺めるだけでも大歓迎ですので、まずは気軽に参加してみてはいかがでしょうか。今すぐ視野を広げて、あなたにぴったりの高専を見つける第一歩を踏み出してみましょう。

高専オンラインオープンキャンパスのURLは以下です!高専は知られていないことが沢山あります。

どんなことができるのかをチェックしてみましょう!

高専オンラインオープンキャンパス| 高専塾ナレッジスター 

無料勉強相談って??

「高専に行ってみたいけど、勉強についていけるか心配…」、「受験対策は何から始めればいいの?」と不安に感じている方もいるかもしれません。そんな方のために、高専入試に特化した学習塾・ナレッジスターでは無料の勉強相談を実施しています。高専受験のプロである講師陣が、一人ひとりの状況に合わせてアドバイスしますので、安心してご相談ください。あなたもナレッジスターと一緒に、高専合格への一歩を踏み出してみませんか?きっと夢への道筋が見えてくるはずです!

まとめ:複数の高専を選択肢に入れて後悔のない受験対策をしよう

今回は、志望する高専を1つの学校だけに絞りすぎず、全国の58校を視野に入れて受験対策を進めるべき理由について詳しくお伝えしました。

  • 学科が同じなら、全国どこでも勉強内容や卒業後の強い進路はほぼ変わらない
  • 入試問題が全国共通なので、1つの対策で倍率の低い狙い目の学校も狙える
  • 寮生活を経験することでお子さんの「サバイバル力」が大きく育つ
  • 入りやすい高専で上位を維持すれば、大学編入や推薦で圧倒的に有利になる
  • 万が一のときも「2次募集」で再チャレンジできるチャンスが残る

地元の学校への合格を目指して全力で頑張りつつも、頭の片隅に「全国のどこでも高専生になれる」という安心感を持っておいてくださいね。

「自分にはどの高専が合っているんだろう?」「県外受験の具体的な進め方は?」と気になった方は、ぜひナレッジスターにご相談ください。プロの講師がお子様専任の受験戦略をご提案いたします!

ライター情報

仙台高専マテリアル環境コースを卒業。
ニックネーム:nao
研究室では化学を専攻。コガネムシの研究をしていました。
趣味は野球観戦。楽天イーグルスを応援している仙台っ子です。。

コース案内
Img_HighSchool.png
中学生
高専を目指す中学生向けに
高専入試対策コースや
高専模試、短期講習など
様々な学習コースをご用意しています。
Img_Student-1.png
高専生
現役高専生向けに
大学編入対策コースや
定期試験対策コースなど
様々な学習コースをご用意しています。

\締切間近!/